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過去の日記



[行間を読め!]

Apr.1,2003 (Tue)

四月バカ

 東京都練馬区の某町内では一大行事となっているこの四月バカ。
学生の頃には細々としたネタを考えつつ、釣り上げたバカを笑っていたものだが・・・。
面倒なので、今年はやりません。
つうか、去年もやってないし。
一昨年は、やってる暇が無かったし。
一昨々年は、見事に四月バカを作ったし。
一昨々々年は、・・・いい加減記憶が続かん。


Apr.2,2003 (Wed)

神様のパズル

『神様のパズル』
著者:機本伸司
 
 本のオビを読むと・・・第3回小松左京賞受賞作・・・らしい。
はてさて、本人が生きているうちの作家名を冠した賞ってのはどうんんだろうな。
まぁ、それはおいといて、触れ込みだと(賞も賞だしな)SFという事になっている。
秋葉に行ったついでに寄った書泉に積んであったので、買ってみた。
 
 さてこの作品、なかなか大風呂敷を広げている。
テーマは「宇宙の作り方」・・・畳めるの?ねぇ、マジで?
という感じではあるが、そこはそれ小説だから小説らしい帰結があるわけだ。
細かいことは自分で読んでくれ。
 
 主役は天才少女(美はあえて付いていないが、どうも美少女っぽい?)とさえない大学生(もちろん野郎)。
時代設定は、ほんの少し未来の日本。
ネタは、物理ブツリぶつり、と物理ネタづくしである。
物理絡みのネタと言えば、「RFのマリオ(*1)」に色々と確認したいが、まぁそういう訳にもいかない。
私的に気に入ったのは、中心に据えているのが実験物理の世界だということ。
無類のハードウエア好きな私としては、無駄にでかい加速器とかカミオカンデは大好きだ。
エンターテイメント作品では無いが、そこそこ無難にまとまってるかな?
 
主人公の学生を犯罪者にしなかった作者の良心を称えておこうか?(笑)

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Garuda 弐代目

 え〜しつこい様だが240Zのお話です。
これまでi1124(93J)にはKailasというネットワーク名を付けていた。
が、240Z(81J)に乗り換えたのをきっかけにGaruda(*2)の名を復活させようと思う。
紆余曲折の末に、久々に妥協無く導入したPCだ。
Garudaの名に相応しい。

 「今時メインマシンがPen3/600MHz?」とかいうヤツは(・∀・)カエレ!
M$の開発環境(6.0)動かすには十分、PerlやRuby環境には余裕たっぷり、コーディングに最低限必要なキーボード。
コンパクト、必要十分なI/F群、堅牢な筐体、これ以上何を望む?
強いて言えばRAMが倍載っかればVMもサックリ動かせるんだがね・・・。

 とまぁ、240Zで浮かれまくってます。


*1: 少なくとも本人の目の前で言うと怒られる。現在、納豆の産地でブラックホールを専攻中・・・のハズ。
*2: Garudaとは元々ThinPad560Xに付けたネットワーク名だ。その理由は至って単純な連想ゲームである。黒い→ブラック→ブラックバード:HONDAのバイクじゃ無くて、PowerBook5xxシリーズのコードの方→バード→怪鳥→怪鳥ガルーダ→ガルダ:Garuda

Apr.3,2003 (Thu)

Avalon 〜灰色の貴婦人〜

『Avalon 〜灰色の貴婦人〜』
著者:押井守
 
 同名の映画のノベライズでは無い。
映画Avalonの世界を舞台にした別の作品である。
ただし、Avalonを舞台としているのだから、程度・経路の差はあれテーマ(目的)は同一である。
知らない人には甚だ親切さを欠く説明だが、そうなんだから仕方がない。
 
 以前やったTokyoWarのノベライズとの大きな差は、押井自らが造り上げた世界であるが故の事とも言える。
いわゆる火器とか、シエーファーフントとか、親も子も無い食事とか、そしてこの世界そのもの・・ゲームだ。
もう、活字になると出てくるわ出てくるわ押井の臭いつうか、強烈さがね。
映画という媒体だと、演出というか画面を構成させる以上薄めざるを得ない蘊蓄だの設定だのがキッチリ出てくる。
もちろん、活字だから映画の様な派手さは無い。
さすがに映画の様に、ポーランド軍全面協力で大ラッキー的ボーナスは無い。
だが活字だからこそ、64小銃パーティーとかが出せる訳で、その辺の切り替えはさすがに表現のプロという所か。
 
 しかしなぁ・・・。
最近は、こうシビアなゲームが無いよなぁ。
RPGと言えば某大作なご時世だもん。

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椅子取りゲーム

 現在出張中である。
出張先某所では、仕事机がシステム課またはオペ訓練室だったりする。
基本的にオペ訓練用端末に開発環境を入れて使っているのだ。
もちろん多少なりとも席というのは決まっており、端末の設定とかが微妙だったりするわけだ。
あと、不特定多数が使うから、結構汚かったりする。
特に間歇的にしか触らない人ってのは、ディスプレイをベタベタ触る。
「・・これがね」とディスプレイを指差すのは良いが、長時間見続ける仕事をしている者としては、甚だ不快だ。
皮脂がついたおかげで、表示にムラというか均質さが損なわれる。
フォントのエッジが滲むせいで、いちいち見直す事が不愉快だし、そんな状態を長時間眺めるなんて冗談じゃない。

 あ〜ん?神経質だって?
瓶の尻を1日8時間眺める仕事すれば、あんただってそうなるさ!

 因みに液晶だと、よほどべったり付かない限り皮脂の痕は気にならない。
ブラウン管みたいにガラス瓶じゃないから、反射率の面で差が大きいから。
でもね、何が腹が立つかっていうと、個人所有のノートPCの液晶を指差して「ココ!」とかやられる事だ。
皮脂が付く以前に、あんまし乱暴にやると物理的色むらができるからだ。
もちろん、最近の液晶は丈夫になって来てはいる。
だが、所有者が気を使ってんのに無遠慮な事してんじゃねーよ!
と、言いたい。

 以前とある出張先で、これをボールペンでやられた事があった。
怒鳴りつけそうになるのをグッとこらえ、PCをそいつの側から離した。
話は更に進み、「えっと・・あの画面」とPCを使わざるを得なくなった。
PCを前に持ってくると、またボールペンを指示棒代わりに振り回しアレだコレだとのたまう。
また、ボールペンで液晶を指そうとしたとき、私は固まりかけた。

(そっちはペン先じゃボケェ!!!!)

 と思うと同時に、やろうとしていたその男の手首をガシッ!と掴んだ。
「言えばわかりますから・・・」
手首まで掴んでるくせに、なるべく穏当にしてくれるなと訴える。
相手も指そうとしていた方がペン先だという事に気づいた。
「あ、ごめんごめん・・・もしかして自前?」
「・・ええ」
そういうやり取りで、二度と私のPCに触る事は無かった。
しかしねぇ、例え支給品でもやることじゃ無いと思うのだがね。

 そしてようやく標題の「椅子取りゲーム」だ。
オペ訓練室の様な場所なので、基本的に座りたい所に座れる。
ある日来ると私が使ってた席は最近入って来た人が使っていた。
しょうがないので、同列の逆端の端末を2台使ってその日は仕事をした。
逆端の端末は、皮脂がベットリと付いていた。
考えてみれば、ディスプレイを奇麗にしてあるマシンってのは、私がいつも使っていたヤツくらいだな。
そういう訳で、まずディスプレイを奇麗にする事からはじめたのだ。
で、次の日。
私が来ると、私が昨日クリーニングした2台をその最近入って来た人が使っていた。
私が一昨日まで使っていた端末は空いている。

  • ・・なんつうか、露骨過ぎない?
    つうか、てめぇでクリーニングしろや!
テレビドラマ撮影

 夕方、なんか色々と煩くなったかと思ったら、テレビの撮影をやっているらしい。
某熟女美人女優が来ていたらしく、某社の某氏が教えてくれた。
更に聞くと、ここ1年以内に撮影された「○ースのお仕事」は、現在仕事をしているこの病院での撮影らしい。
更に更に聞くと、キ○タクとさ○まが共演していた星が降るとかなんとかな名前のドラマの病院シーンは、この病院らしい。
他にも色々と撮影をやっているらしい。

 同僚が野次馬に行くというので、私もついでに行ってきた。
胸の身分証がある以上長居は禁物ではあるが、病院内のコンビニへ行くついでと言えばついでだしね。
某外来の診察室前で撮影をしていた。
私が覗いた時のカットとしては、向こう側から歩いてくる美人女医を写していただけだ。
ただ、この病院の構造上あんまし見る風景じゃねーよな。


Apr.4,2003 (Fri)

戦闘妖精・雪風 <改>

『戦闘妖精・雪風 <改>』
著者:神林長平
 
 あ〜そこの人「今更」とかって発言は却下ね。
 
 発出しは1984年なので、今から考えるとほぼ20年近く前という訳だ。
しかしそんな昔という訳でもない、制空戦闘機の極まった回答例であるF15は既に知られていた頃だ。
自衛隊への導入決定自体は1977年に終わってるし、因みにこの年にはSu-27(NATOコードで言うフランカー)が原型初飛行している。
別にMigでも良いのだが、大気圏内で運用する制空戦闘機の形態は大体固まってしまった。
もちろん運用が限定されるならば、奇をてらったものが入り込む余地がある。
しかし、大推力&高機動を実現した機体が似てくる事からも、現代の戦闘機設計とは皆同じ土俵の上だという事だ。
 
 神林長平と言えば「敵は海賊〜」なんだろうけど、買うだけ買ってまだ読んでいない。
実を言えば、この戦闘妖精・雪風が神林長平の作品で一番最初に読んだものとなる。
一応巻末には「勇んで加筆訂正しようとしたけど、結局それほどやってないべ」と著者の言葉がある。
私は<改>になる前を読んだ事が無いので、実際はどうなんだか判断つかないけどね。
読んでみて20年前という古くささは感じなかった。
まぁ、なんせSFだし。
 
 傑作か?と問われれば、小首をかしげるかも知れない。
でも、十分に楽しんで読めたのは確かだ。
なんというかねぇ、機械への移入の仕方がきっと私好みだったのだろう。

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妖精作戦

『妖精作戦』
著者:笹本祐一
 
 とうとう来た・・・読むモノ無くなったら取りあえず司馬遼では無いが、とうとう笹本を手に取った。
なんつうかねぇ、俺だいぶ前にARIEL立ち読みして「ダメだ」とか感じた作家なので、ちょっと敬遠していた。
が、サックリ読める日本人SF系作家が少ない事もあって、思い直すように中古屋でゴソッと買ったうちの一冊。
決して上に『戦闘妖精・雪風』が来ているからって選んだ訳じゃない。
決して、だ。
 
 どっかで聞いていたが、どうもコレがデビュー作らしいね。
内容は?というと、特Aエスパーな女の子が攫われて、クラスメイトが救出作戦。
関係者は、スーパーエージェント,軍人,マッド気味な科学者&秘密組織司令、とお腹一杯若気の至り。
クラスメイトはやたらと特殊技能に長けており、適度にラブってコメるのも忘れない。
そんでもって、市街戦,潜入戦,拠点破壊,宇宙空間,月面基地、・・・ヲイ!
そのくせ好きなメカ描写に行を割く・・・ええ、もう流れるというか土石流の様な展開です。
 
 な〜んかtnkさんが笹本勧めた気が解る様な気がした。
このオトコはどんなに推敲しても、文量減らせと言われても、メカ描写の優先順は変わらない。
いや、例え発表段階で削っていても、他の作家に比べればいちいち細かい上にしつこい。
ああそうだ、読みながらニヤリと笑ったよ。
tnkさんが言った通りにね。

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Apr.5,2003 (Sat)

宇宙船レッド・ドワーフ号 DVD-BOX(1)

『宇宙船レッド・ドワーフ号 DVD-BOX(1)』
 〜オレ達いったい・・何処に行くんだろうねぇ〜
 
 ヒヤッホー♪
レッド・ドワーフのDVD-BOXが出てるじゃねーかよ!
 
 買い!買い!買い!買いだぁ〜っ!
 
 でもここの棚(ヨドバシカメラ八王子店)にはDVD-BOX(1)とDVD-BOX(2)がある・・・。
え〜っBOXなのに2つっすか?5枚組のBOXで2つっすかぁ?マジっすか?
え?一個\15,800?高いっすね。
10%OFFで\14,220?でも高いっすね。
あ〜でもいいや、今買わねば次に買う機会が無いかもしれない。
よし、買おう。
 といった具合に上記の様な思案の後に買いました。
あ、でもその時の手持ちの関係でDVD-BOX(1)だけですけどね。
 
 
 で、レッド・ドワーフなんだけどね。
NHKが放送しているのを、吹き溜まりルームで麻雀やりながら見た。
SFとはいえコメディな訳で、セットとか舞台とかすげぇショボいんだけど面白い。
いや、もちろん放送は吹き替えなんだけど、この吹き替えが結構良かった訳だ。
それとやっぱり英国らしく、ネタがもうブラックってぇかすげぇウケる。
なんつうか、リマー最高!
周期的にやってくるクライテンの暴走が最高!
山寺キャットに合いすぎ!
ホリーの毒舌もいい!
こういう連中だからリスターがまともに見えるからすごいすごい。
 
 DVD-BOXまで買う人は少ないかも知れないが、機会があったら観るといい。
 

 

戦闘妖精・雪風(1)(2)

『戦闘妖精・雪風』
 
 神林長平作の同名の小説を映像化したものだ。
数日前に小説の方について書いているので、そっちを参照してくれ。
この作品はエモーションの何周年記念だかの作品(事業)らしい。
そういう中で言うのはアレなんだが、もうちょっと腰落着けられるだけの予算取れや。
 
 第1巻が出たのは1年近く前なのだが、その時点で「・・・」だった。
細かいエピソードスキップするのは解るが、小説の『戦闘妖精・雪風』1冊分を30分に無理矢理収めるってのはどうよ?
え〜とか思いつつ第2巻を買って見てみると『グッドラック 戦闘妖精・雪風』って小説の2作目から始めてるじゃねーか?
展開も登場人物も何もかも圧縮仕様。
原作読んでないと、ハッキリ言ってまともにストーリー追えない。
DVDの内容だけで作品を理解できるわけがない。
甚だ不親切・・・貴様ら空戦映像作りたかっただけか?
 
 文句はこの程度でおいといて・・・。
 
 何がともあれ映像化された事は良い事だ。
邦画の世界でエアアクションを撮ろうとすると、どうしても貧相になってしまう。
だからこそ国内限定と言うならば、アニメーションの方に分がある。
それに現在一般化されたCG技術があればこそ、カメラフレームに対し正確な視点を提供できる。
もちろん、厳密な視点が提供されたからって単純に映像が良いものになる訳じゃない。
どちらかといえば、裏付けという観点からの利点である。
 
 エアアクションと言える分野なので、当然飛行機がカッコイイものでなければならない。
主役に据えられるだけあって、当然見栄えのするメカデザインとなっている。
DVD(1)の映像特典としてロケハンの映像があった。
日本で見る事ができる制空戦闘機とは?もちろんF15である。
フライトまではさせてもらえないものの、ナビシートに座って機首側のギアが上がる程度までの加速を繰り返していた。
こういう取材をしたからには、雪風はF15を彷彿させる様なデザインに・・・なってない。
デザイナーに一言・・・
 
「貴様イーグル(F15)よりフランカー(Su-27)の方が大好きってクチだろ!」
 
 DVD(2)は最近見た。
雪風はDVD(1)で機体を無くし、同時に新しい機体を得た。
その新しい機体は前進翼を採用している、DVD(2)になってようやくシゲシゲと見る事ができた。
デザイナーに二言目・・・
 
「今度はベルクートっすか?」
 
 まぁ確かに原作に前進翼だって書いてある。
機体のデザインだって、原作の描写通りに作れば映像の通りだろう。
いや、もしかすると前進翼の機体から遡ってフランカーに似せたのかも知れない。
だって・・・米国の前進翼戦闘機の試作機ってカッコワルイだもん。
 


Apr.6,2003 (Sun)

最近の秋葉

 近頃は暫く電車に乗っておくと秋葉に着く範囲に住んでいるので、秋葉に出る事が増えた。
しかし昔ほどハードウエアへの情熱が無い為、各種ソフト屋廻りが多い。
今日は、HALがi1124を譲受けたので、細かい周辺機器を揃える為に秋葉へ出た。
青梅線では無く確実に座れる八王子駅へ出て、そこから中央線の快速に乗った。
つうか、特快を待つのが面倒だったとも言う。

 秋葉駅に着くと、とりあえず昭和通側に出て昼飯を食う。
今日は日曜だ。変な臭い&大混雑な電気街の飯屋で飯が喰えるかっちゅうの。
腹に燃料を納め電気街へ。
 とりあえず・・・とカクタ祖父地図へ。
適当に中古品をチェックすると、一通りあるので買ってしまう事に。
LAN,IEEE1394,etcの各種I/Fカードを購入。
Mobile専科で、メモリスティックとか細々ケーブル類を購入。
端の方まで歩き、折り返しで裏通りのチェック。
心惹かれる出物はなし。
結構テクテク歩いた上に、ここは千代田区・・・・そういう事情で喫茶店へ。
ウエイトレスがコスプレしていない喫茶店に入る。

隣の席に座った高校生くさい野郎2人が煩い、そんで会話丸聞こえ。
「でさぁ、○×氏が〜」とか「それで、△□氏は〜」とって具合に、なんか昔のヲタクの呼び合い方そのまんま。
まだいたんだね、ああいうの。
NHKに「ヲタク会話講座」とかがあったら、きっと講師になれるよ君達。

【今回の収穫】
・DVD:Avalon(初回版)
・NS Basic for PalmOS ver.3


Apr.7,2003 (Mon)

240Z(81J)メモリ256MB化計画

 ↑とか書いているけど、これっぽっちもたいした事ではない。
いや、むしろショボ過ぎて題字付けた頭を疑われる?
元々Macintosh系のメモリ屋だったVERTEX MEMORYから、192MBのSO-DIMMを買っただけです。
他の方法では、「亀の子」とか「オンボードRAM剥ぎ取り」とかあるけど、192MBのRAMを載っければ改造も何も要らないというのが利点です。
もちろんそういう考えは前々からあったのだが、実際に販売する業者が出てくるなんて誰も思わないからね。

 VERTEX MEMORYって元々は中古屋さんってイメージの方が強くて、新品モジュールのラインナップは昔は全然少なかった。
特に30pin/SIMMの16MBx4とかって商品を安く提供していたから、古Macintoshユーザーの間で良く知られていた。
私が知った当時の主力商品は、FPやEDOの168pin/DIMMだった。
元々あの当時のRAMは今ほどは安く無かったが、いわゆるPCI/Macintoshユーザーにはやっぱり高かった。
世の主流がSD-RAMに移ってしまって、FPとかEDOの値落ち幅が減少してゆき、生産数がどんどん減ると値上がりしたのだ。
そういう中で、比較的というか結構安く売ってたんですわ。
まぁ、とにかく有り難い企業(個人経営)です。

今日はアトムの誕生日

 大抵の方はご存じだろう、鉄腕アトム。
原作での誕生日は2003年4月7日・・・今日の事だ。
アトムを知らない人ってのは少ない、だがオリジナルというか第1作を知っている訳では無い。
私の世代・・・昭和生まれの二十歳後半であれば、鉄腕アトムはカラーであったハズだ。
カラー版の鉄腕アトムは、通称「アストロボーイ」という輸出仕様の鉄腕アトムだ。
だから、細々とした点で国内向け「鉄腕アトム」とは違う。
最近、初代の鉄腕アトムがDVD販売されるらしいが、さすがに買う事はないだろうな。

不正指令電磁的記録等作成等の罪の新設等

 個人ニュースサイトもなみ9歳が取り上げていたので知ることができた。
ネタ元ってのが、法務省の審議会情報の公開ページに載った「ハイテク犯罪に対処するための刑事法の整備に関する諮問」です。
引用すると、以下の通り。

 第一  不正指令電磁的記録等作成等の罪の新設等

  • 一  人の電子計算機における実行の用に供する目的で、人の使用する電子計算機についてその意図に沿うべき動作をさせず、又はその意図に反する動作をさせる不正な指令に係る電磁的記録その他の記録を作成し、又は提供した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処するものとすること。
  • 二  一の不正な指令を与える電磁的記録を人の電子計算機において実行の用に供した者も、一と同様とすること。
  • 三  二の未遂は、罰するものとすること。
  • 四  一の目的で、一の不正な指令に係る電磁的記録その他の記録を取得し、又は保管した者は、二年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処するものとすること。
  • 五  電子計算機損壊等業務妨害の罪(刑法第二百三十四条の二)の未遂は、罰するものとすること。

 先に書いたネタ元のニュースサイトを読んで頂ければとっとと分かる、リンク先に飛ばない人向けに重複するが説明する。
この刑法の条項新設案っていうのは、コンピュータウィルスに対する罰則の明確化を目的としている。
結構な事だが問題がある。
上に挙がっている通りの文面で刑法として成立した場合、解釈次第でバグも刑法で罰せる事が可能という事。
世のプログラマ達がいきなし犯罪者予備軍っすか?

 文中にある言葉をピックアップすると、

  • 意図に沿うべき動作をさせず
  • 意図に反する動作をさせる不正な指令
  • 作成し、又は提供した者

 とあるが、これって「バグを含んだプログラムを作成 or 提供したプログラマ」という解釈が普通にできるんちゃう?
ニュースサイトでの指摘のひとつには、

刑法38条1項の「罪を犯す意思がない行為は、罰しない。ただし、法律に特別の規定がある場合は、この限りではない」

 がある。だが安心はできない。
ニュースサイトでは、更に突っ込んで未必の故意という用語に象徴される法解釈の常もある。
まるで堂々巡りというヤツだ。

[未必の故意]〔法〕
行為者が、罪となる事実の発生を積極的に意図ないし希望したわけではないが、自己の行為から、ある事実が発生するかもしれないと思いながら、発生しても仕方がないと認めて、あえてその危険を冒して行為する心理状態。

 もちろん刑事事件を扱うのは検察だから、その前の段階で起訴には至らないだろう・・・とかって甘い事を考えるのは難しい。
考えてもみてくれ、法治国家で繁盛する商売のひとつって何だろうか?
それは、法の解釈屋である。
あの☆がいっぱいある国にもっと忠実なる政党、社会党が「自衛隊は違憲である」が長年繰り返してもちっとも軍備放棄に至らないのは何故だろう?
まぁ、主張が「現在の情勢&国際社会の成り立ち&軍事条約」からハズレまっくっている云々以前に、憲法の解釈次第だという事なのだ。

ただ、世話になりたくも無いが、こういった状況が起きた際に最も頼もしいヤツがいる。
それは、Micro$oft社である。
出荷済みバグ総数(出荷本数×そのソフトのバグ総数)で、2以下を数光年離してのダントツ1位の会社。
奴等を無視した上でバグに対する罰則を審議することはあるまい。


Apr.8,2003 (Tue)

・・・絶句

 え〜新井素子の小説とは何の関係もありません。
ちょっとお仕事中にちょっと英語に似た特殊な言語で書かれた文書を読んでいてそうなりました。
一見フツーだったんですが、動かすと決定的に間違いを出すんです。
よくよく見ていくと、変わった数の覗ける範囲お構いなしに宣言してる上に、妙な場所で物体破棄やってんですよね。
いやぁ、全国区だから地元で物体破棄しちゃあかんだろ。
それに重ね重ねで物体破棄の記述しても無意味でしょう。
今現在自分の手順中で処理中なのに、自分を破棄して後どーすんの。
しかも乾きかけのうどんみたいに、へんに絡み付いてるしさぁ。
みたくなーい。


Apr.9,2003 (Wed)

DoCoMo 505iシリーズ発表

 ニュースサイトとかチェックしている人ならばご存じの通り、DoCoMoから新しい携帯電話が発表された
新しいとか行ってもFOMAじゃ無くて、従来のPDC携帯電話だ。
全部が全部カメラ付きになった上に、画面がQVGA化されたりと、オーバースペックもいいところ。
誰が買うんだ?

 とか思っていたが、SO505i見たらそうでも無くなってきた。
見た目がまんまサイバーショット的で、綺麗に携帯電話と融合を果たしている。
正直な所だ、PDAと携帯電話とデジカメとモバイルオーディオ、このうちの2つ3つが融合してくれれば、持ち歩くモノが少なくなると考えている。
通信という点では、PDAと携帯電話がHandSpring社のTreoの様に融合して日本で使えたらなぁ・・・と思っていた。
GSM規格圏であれば特に問題も無いのだろうけど、残念ながら日本は独自仕様(PDC)だ。
技術立国としては、独自仕様をキチンと普及させた点は評価できるが、GSMの柔軟性が羨ましい。
正直HandSpringのTreoが使いたいのだが、日本の事情は許してくれない。
だからといって、PCのOSベンダの作った携帯電話なんて絶対に使いたくはない。

 とにかくだ、携帯電話が多機能化するのは勝手にやってくれってなもんだが、消費者の選択肢がえらい少ないよな。
こうやって携帯+デジカメだから私でも飛び付きそうなもんだが、それ以外にはハッキリ言って無関心。
指紋認証を実装したFとかってのは、情報の保護&秘匿という点では非常に有効だと思われる。
が、この辺のポリシーの為に痛くもない腹を探られ、あまつさえ強制開示なんて事になりうるかもしれん。
大痛は無くても、小痛があったが為に・・・とかいう状況とかだな。
私の日本語が分からない人の為に、寸劇でも書いて説明しようか。

【出演】オトコ:浩二,オンナ:雅美
 
雅美:ちょっと浩二ぃ〜あんたの携帯使えないわよ、どうやって解除するのよ!
浩二:ああ、それはオレ専用って事で他人が使えない様になってるんだわ
雅美:私が使うときはどうするのよ?
浩二:オレが居れば使えるよ
雅美:居ないときは?
浩二:当然使えない
雅美:なんで?
浩二:いや、そういう設定になってるんだ
雅美:じゃ設定直してよ、私が使える様にしてよ
浩二:え・・でも、オレが携帯落とした時とか雅美が必ず拾う訳でも無いし
  :何のためにそういう機能付きの携帯買ったかわらないし・・・
雅美:なによ!私が浩二の携帯で長電話するとか思ってるの!
  :私って浩二の何なの!
浩二:・・・・・・
雅美:・・・・・・酷いよ
浩二:えっ?
雅美:酷いよ浩二・・私ってそんな風に浩二に見られてたんだ・・・
浩二:いや、別にオレもそんな風に思って買った訳じゃないよ
雅美:じゃなんで私に使えなくするのよ・・やっぱり私の事なんてどうでもいいのね
浩二:そんなんじゃ無いって、ホント深い意味は無いんだから
雅美:でも結局私には使わせないんでしょ・・
浩二:・・・
雅美:わかった
浩二:(ホッ)
雅美:もう浩二の所に来るの止めるね
浩二:えっ!ど・どうして!
雅美:だって、私って浩二にとってその程度だったなんて知っちゃったら、もう前の様にはいかないわ
浩二:違う!そんなんじゃ無い
雅美:私だってしたくてするんじゃない・・でも、辛いのよ・・
浩二:待って、ちゃんと話をしよう
雅美:・・さよなら
浩二:待って雅美!わかった、解除するから、もうこの機能使わないから、とにかく待って
雅美:・・・
浩二:だから、ちゃんと話をしよう
雅美:・・・(コクリ)
 
 かくして浩二の指紋認証付き携帯は、その機能を封印されたまま使われる。
雅美による浩二の携帯メール履歴チェックは続く事となったのだった。

 という具合のシチュエーションが、「指紋認証付き携帯電話」という言葉を読んだ瞬間に走った。
ああ、因みに登場人物の名前は適当に付けただけで、特にモデルが居るわけでは無い。
それに、オトコだって彼女の携帯チェックするヤツいるじゃん!とかいう苦情は遠慮して頂きたい。
なんせ著者はオトコである上に、女性の携帯を勝手に、または堂々とチェックできる度胸が無いだけである。

旅のおもひで

 デジカメ画像の整理中に何となく思って1画像+1文書な旅のネタを作成中。
もっとも、これまでに私がどっか行った記録でしか無いのだが、画像ネタが勿体ないので作成することにした。
可能な限り遡ると、実は日記並みに色んな事が出てくる。
どの程度で敷居値を定めるかを考えているが、結局出てきた順,思い出した順になりそう。


Apr.10,2003 (Thu)

木島日記

『木島日記』
著者:大塚英志
 
 色々と読んでる方ならご存じであろう、あの「木島日記」である。
別に挙げるならば「北神伝綺」だが、この「木島日記」は原作者の手による小説版である。
 
 時代は昭和の初め、国策がオカルトを奨励してしまった時代のお話である。
もっとも、世が乱れる頃にオカルトが幅を利かせて混乱を招くのは現代の我々も知っている事だ。
なんせ実例を見てしまった。
まぁ、ここでは何がどうとかまでは言及しないが、言わずもがなである事は間違いない。
 
 実際、そういう時代があったからこそ、こういう作品が成り立つ。
それにこの手のジャンルというか、時代背景を元にした小説は少なくない。
そして、節度を持って読む分には面白いのだからしょうがない。
大切なのは、偽史や偽書はそうやって読むからこそ面白いのだ。
 
 まぁ、口上が長かったかな。
先に書いたとおり時代背景は昭和初期、柳田国男の弟子、折口信夫を狂言回しに語られる伝奇な世界。
まぁ、なんというかアレもコレもな感じで、オカルトお腹一杯という具合なんですわ。
 
 オカルティックな伝奇小説というと京極夏彦なんかも入ってくるが、京極は読む人選ぶからなぁ。
あ、選ぶって言葉は、あのレンガ本を最後まで付き合うって意味ですよ。
京極の場合は、銃後(戦後)の日本が舞台だから、時代が違うのだが、雰囲気は同じと言える。
それに、京極はなんだかんだでオカルティックなだけで、オカルトそのものは扱わない。
その点で大きく違ってはいる。
 
 しかしだ。
彼岸へ続くかの様な長い坂。
上り詰めた先にある古本屋。
妙に符合する設定が無い訳じゃない。
これは、柳田関連の書籍にそういうモチーフがあるのかな?
 
 著者来歴読んで笑っちまったのが、私の兄姉の1人の大学の同窓生だって事。
それでも8年ばっかし先輩だけど、同じ様に民俗学やってたからなぁ。
京極に対しては半ば吐き捨てる様な物言いだったが、この作者に対してはどうかな・・・。
今度聞いてみようっと♪

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グッドラック 戦闘妖精・雪風

『グッドラック 戦闘妖精・雪風』
著者:神林長平
 
 最初に一言・・・完結しとらんやんけ!!
 
 以上の言葉で終わらせるのが、私としては一番楽なのだが・・・とも言えないので書きます。
戦闘妖精・雪風の第2作にあたるのがこの作品だ。
雪風は新しい機体を得、零は雪風と新たな関係を築き、そしてこの生存競争を戦う。
そいでもってクライマックスへ・・・なのだが、どうなったかは最初の一言に尽きる。
作者の言葉を借りれば、続きを書く気はあっても優先順位が低い時の言い回しライフワークらしいので、そのうち出るだろう。
願わくば、これまでのストーリーを忘れる前に出て欲しいものだ。
 
 未完結という言葉に対しての感受性が佐藤大輔のそれよりも大きい事を願う。
 
 この作者がこの作品で描く異性体=ジャムというのが、私にとって受け入れやすいエイリアンである。
異なったアーキテクチャを持つ生命が、人間と同様または似た意識を持つ事はあり得ない。
インターフェースの摺り合わせが可能だとしても、コミュニケーションを取れるとは限らない。
つまり、相互理解というのは無限の時間の彼方にあるかの如くである。
とまぁ、作者が直接書いている訳ではないが、何となく私が感じたジャム像とかいうもの。
コミュニケーションの難しい相手として動物を挙げるのは正しくは無い。
なんせ、アーキテクチャとしてはほぼ同じモノだからだ。
一方コンピュータの様なモノに対してはどうだろうか?
人間の思考というものの実態は、微弱な電気信号と化学反応によって成り立っている。
つまりそのレベルまで下げれば、人とコンピュータの違いはさほど無い。
しかし、それはそれで炭とダイヤモンドを比べる様なもので、両者の差異はハッキリしている。
 
 さて、こういう考え方はSF小説というジャンルでは、何が発出しなのだろうか?

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Apr.11,2003 (Fri)

人身御供論〜通過儀礼としての殺人〜

『人身御供論〜通過儀礼としての殺人〜』
著者:大塚英志
 
 小説ではない、先頃載っけた「木島日記」の大塚英志の評論本だ。
昔話「猿聟入」の構造を基として、コミックや童話、寓話に見られる人身御供を含む物語を論じる。
とかって無理矢理まとめて書こうとするとやっぱり無理が出るねぇ。
細かく書くとキリが無いし、私も細かくは読んでいない。
 
 ただし、この評論を読むに当たり、著者が一般読者を招き入れる手段としてマンガの物語構造を引き合いに出す。
せっかく歩み寄っている訳だから、この評論を読むに当たり知っておくべきマンガだけ列挙しておく。
 
・『ホットロード』紡木たく
・『めぞん一刻』高橋留美子
・『タッチ』あだち充
・『トーマの心臓』萩尾望都
・『鉄腕アトム』手塚治虫
 
 通常の男性視聴者に関して言えば、『ホットロード』と『トーマの心臓』を読んだ事が無い方が多いかもしれない。
両方とも少女マンガであるがゆえだが、姉妹が居る人ならば逆に読んでいる可能性が高い作品でもある。
ちなみに私は『ホットロード』は読んだ事が無い。
『トーマの心臓』に関しては、文庫版という形で今でも書店等で手に入る。
作品として良いものなので、読んでおいても無駄ではない。
『ホットロード』に関しては、先に挙げたリストの最初の3作品を対比する形で出しているので、他2作を読んでいれば大丈夫だろう。
 
 とりあえず、いあはーとよ。
あのネタ使う気がこれっぽっちでも残ってるなら、チェックしとけ。
無駄にはならん。

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クリスマス・テロル

『クリスマス・テロル invisible×inventor』
著者:佐藤友哉
 
 まぁ、ネットの色んな所に色んな事が書かれてます。
どっかのサイトにあった「サプライズが凄いので、読むまではネタバレを避けよう」とかいう言葉を信じて、今まで情報は集めなかった。
そいで、ようやっと昨日読んだんですわ。
細かく批評とかしようとすると泥沼なんで、客観で状況だけで説明します。
 
    読み始めました。
   なんか眉間にシワが寄っているような気がしないでもない。
   
   (中略)
   
   そろそろ終わります。
   最終章を読んでいます。
   
   ひゆっ・・バン!!
   
   壁に本を叩き付けた様です。
   しかも、結構力一杯。
   あ、なんか右手で頭かかえてます。
   あれ、何処へ行くんですか?
   あ、布団。
   寝てしまいました。
   拾いにさえ行かなかったねぇ。
 
 まぁ、そういう訳でして。
一言でいうと「ネタとしては面白いが、小説としては×」となる。
ただ注意して頂きたいのは、私は小説として扱ったからこそ壁に投げ付けたのだ
 
 え〜コレを書いている現在、まだ壁際に捨て置かれてます。

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この記事は要請により削除されました
朝から(小)出張

 今日は朝から蒲田行進曲もとい蒲田で打合せがあった。
面倒なことに長期出張中だと、この打合せがあった日だけ距離別の出張扱いとかになるって話だ。
いや、もちろんそんなものは属している会社次第ではあるのだが。

 で、打合せのある場所で入館証取って入っていったところまでは普通だった。
そう、行ってみたらまだ出社していないというなかなかに落胆する状態。
空き椅子に座って待っていると、なんだか見覚えのある外見の人が入って来た。
「ん」と見ると、向こうも「ん」とやる。
そして次に私に投げかけられたセリフは「なんでいるん?」だった。
そう、その人ってのは3月頭までやってたプロジェクトのリーダー。
まぁなんてぇか、この鉢合わせってのは場所柄よくある事なので「ああ、会いましたねぇ」程度のものだ。
問題はその後発覚した。

「どうしたん?」
「いや、○×△の□☆▽ライブラリ適用の件で打合せです。で、そちらは?」
「ああ、今日は□○△パッケージの件で打合せ」
「何時からですか?」
「ん、オレ10時からだけど担当者がまだ来てへんの」
「へぇ、私も10時からなんですけど、また来てないって・・・」
「誰?」
「Tさん」
「え?オレもTさん」
「「・・・・・」」
 近くに居た人に確かめて見る。
「すいません、ここってTさんて2人居るんですか?」
「いえ、1人ですよ」
「「かぶっとるやんけ!」」

 予定時刻に始まらない上にダブルブッキング。
プログラム担当している別の人は、別件の障害で来れないときている。
で、我々の方の打合せに割けた時間は30分間だけ。

 む〜む〜む〜

 えっと・・・これが無駄足ってヤツですか?

キニナルNews

Apr.12,2003 (Sat)

げんしけん

『げんしけん』
著者:木尾士目
 
 まぁ、あの『五年生』の作者だし。
(正確には『四年生』の作者と言わないとダメか?)
 
 まぁ、実際に五年生をやってたときに『五年生』の連載があって、かなり痛かったのは憶えている。
そいで今回の妙な名前の連載だが、現代視覚文化研究会を略しての「げんしけん」らしい。
まぁ、要はヲタクサークルを巡る物語な訳だが、読んでいて痛い内容が多くて多くて。
どうもこの作者ってのは、露悪的マゾでしか無い気がしないでもない。
 
 少なくともオレ自信はココに出てくるタイプのヲタクでは無い。
ココに出てくるタイプでは無いとキッパリ言い切れるものの、別の意味ではヲタクと言われてもしょうがないのは確か。
だが、自分は一般人だと意味も無く確信している人間から、君はヲタクだと断じられて平然とはしていない。
ありとあらゆる虚言を用いて、言った本人がヲタクだと逆に断じてやる。
さぁどうだ自分をよくも知らずヲタクだと言われる気分は?
とまぁ、こういう事を会社の同期のヤツ2人ばっかしにやってみた。
結果はというと、二度と私に対してヲタクだ云々とは言わなくなった。
ああ、こんな事はどうでも良かったな。
 
 この作品の主人公を見てると、どうも葵ちゃんを思い出してしまう。
特に、あの吹き溜まりに足を踏み入れた当初の葵ちゃんをだ。
ただそれだけ。

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捕獲

 どうも昨日晒した件だが、アクセスしてきた当人からコンタクトがあった。
「ああ、なるほど」なお方ではあったが、諸般の事情により元記事は削除しておいた。
どちかってぇと、知ってる人間から突き出されるのを想像していたのだが・・・。


Apr.13,2003 (Sun)

神保町

 今日は神保町まで出てきた。
京王線&都営新宿線で結構早く着くもんだ、な時間であった。
さぁ!天下の神保町だ!
とかって勇んでみたものの・・・日曜が定休日の古書店があるわあるわ。
そういうわけで、大して回れませんでした。
結局古書関連は不作で、普通に書店で既刊本買って帰ったってなもんです。
それでも探していた本が手に入ったので、それはそれで良しとしておこう。

 建築関係の書籍で、同潤会(*1)関係の資料を探す。
江戸川の資料はあったが、一番知りたい青山の資料が見あたらない。
まぁ、そのへんは古書店なので多くを期待しては無理というものか。
都心部に住んだ事は無いが、唯一東京の景観という意味では貴重な建築物だと思っている。
もちろん、浅草界隈の下町という景観もあるが、近代建築としての都市景観という意味ではやっぱり同潤会アパートは外せない。
興味がある方は『同潤会』または『同潤会アパート』で検索をしてみれば直ぐヒットする。
たしか、着工はまだだったと思うから、壊される前に実際に見に行こう。
誰かカメラ持ってついてこい!

統一地方選挙

 行ってません。
多分、コレを理由に帰っても交通費は経費で落とすことも可能ではあったが、それ以上に休みたかった。
正直な所を言うとね、地元の知事選挙は大して興味が無かったのよ。
なんせ妖怪の如く居座り続けた現職(*2)が出ないと表明してんだから、まぁ要は誰でも良かった訳で。
原発問題ちらつかせながら中央を恫喝するダーティーな現職の後を、いったい誰がやるのかなぁ?
とまぁ、もはやネタの世界で・・・。

BLOOD THE LAST VAMPIRE 〜獣たちの夜〜

『BLOOD THE LAST VAMPIRE 〜獣たちの夜〜』
著者:押井守
 
 タイトルに混じっている通り、押井守が企画・原案に協力したあの作品の小説である。
が、単なるノベライズでは無く、全く別の人物を主人公に据えた物語だ。
その主人公ってのが60年代安保闘争当時の高校生活動家
そう、まさしく押井守の高校時代そのまんま♪
彼自身、羽田闘争をきっかけに高校生ながら活動に参加していた人間だ。
家族と同居しつつ、経済的に分離されていない高校生の政治活動の困難さというのが作中によく描かれている。
あの当時、親の頸木を離れた大学生の記録は数あれど、等身大の高校生活動家を扱った作品ってのは少ないものだ。
 
 さて、主人公以外の登場人物に注目すべき人物がいる。
主人公の前に警察官「後藤田」と名乗り現れる中年男がそれだ。
まぁ、押井作品で後藤の名が出たらまぁ間違いない、純然たる中年男としての押井の分身である。
先走って無茶でいい加減な若き日の自分と、大人の狡さと人生への妥協を身につけた中年たる自分。
2人の押井が同居する作品という意味では、非常に珍しいといえる。
 
 あ、確かに話の流れは『BLOOD THE LAST VAMPIRE』にしてあるけど。
ハッキリ言って、これをダシにして好き勝手書いた作品である事は間違いない。
でも、好き勝手のおかげですげぇ面白い(笑)

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*1: 同潤会とは、1924年関東大震災の復興の中で内務省の外郭団体として設立。当初の事業は、震災で失われた住宅の供給のための住宅建設および震災等で身体的にハンディキャップを持つことになった人々の収容と授産所の運営だった
*2: 某県のK知事

Apr.14,2003 (Mon)

【重要】BBSを自前設置に変更しました

 茶碗の掲示板は大学の研究室で持ってたメアドで登録していた。
だからパスワード忘れた今は管理も何にも出来ないという情けない状態。
近頃ツール系の書き込みがやたらと頻繁になったので、いっそ引っ越しをしようと考えました。
そういう訳で、新しい掲示板ができましたので、今後はそっちでよろしく。

掲示板:行間のスキマ

 とは言っても、既存スクリプト配布サイトから持ってきたモノです。
しかもRubyじゃ無くてPerlと来てる。
アパート戻って掲示板チェックしてツール系の書き込みあってウンザリ→そのまま設置。
スクリプト探しに10分,設置に3分,nDiaryのテンプレに反映5分,動作確認に2分,この文書に3分と、合計23分。
あ〜なんか予定に無い時間消費しちまったなぁ。


Apr.15,2003 (Tue)

O'Reilly本?

出版できた?!

くだらない・・・なんて一般ウケしないネタなんだ。
ハッキリ言ってプログラマとかプログラム囓ってる人でないと分かってくれない。
とりあえず、ココからできるから。

合い言葉は"enjoy new!"

 マクドナルドが新メニューとか言ってるけど、方向性大丈夫なんかいな?
値段設定は高め、で新商品は"プレミアムマック"とかってな具合で高級?高品質?の方向性。
しっかしなぁ、美味いハンバーガーが食いたかったらモス行くよ。
あの会社は昔から高品質で売って来たからなぁ。
逆に言えば、必要な品質の為にはファーストフードといえども待つって事を証明した訳だ。
幾ら材料とか内容とか云々やっても、食い物屋である以上時間という差はでかい。

九十九十九

『九十九十九 〜ツクモジュウク〜』
著者:舞城王太郎
 
 え〜『煙か土か食い物』の舞城王太郎です。
前にも書いたが、やたらと福井に拘る?あの舞城王太郎です。
破滅的な文体で常に押し切る舞城王太郎です。
アグレッシブさが前面に出るだけに物悲しさの漂う舞城王太郎です。
 
 今回はどうも講談社ノベルスの企画?モノっぽいです。
いやぁ、あの煩わしい密室本とはまた別で、なんか若手が「清涼院流水」を弄るみたいな企画。
まぁ、清涼院流水とか各作家好きには面白い企画かも知れません。
まだ読み切って無いが、西尾維新も書いている。同様の企画の本が既に出てます。
 
 まずはいつものあの事を指摘しておこうか・・・。
貴様の文量で段組無しにされると、嵩張ってしょうがねーんだよ!
京極みたいに版面フェチじゃねーなら、とっとと2段組にして薄くしやがれ!
もう、今回も無駄に分厚いんだよ。
コレがさぁ、京極程の文量ならまだ納得できるんだけどねぇ・・。
 
 因みに私は清涼院流水は一切読んでいない。
ホントに言葉遊びが大好きな作家だとしたら、多分今後も一切読まないと思う。
因みに講談社ノベルスで普通に読むのは、京極夏彦と森博嗣だ。
おお、見事に完成されてるタイプの作家じゃないか♪
 
 いい加減、書評に移らんとダメか。
内容やテンポはいつもの舞城王太郎であるが、扱ってる内容がねぇ。
とにかくタダでさえどっか行きそうな舞城なのに、ネタが清涼院流水となると更にしっちゃかめちゃかな感じ。
どーにもこーにも読めたもんじゃ無い。
叙述トリックとか言葉遊びとか、当然ネタなので意識的にやってるし随時ネタを確認しつつ進むが、やっぱダメだ。
舞城王太郎に書かせるなこんなもん。

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Apr.16,2003 (Wed)

壁本

 壁に投げ付けないと気が済まない、または思わず壁に投げ付けてしまった本を指すコトバだそうな。
ここで疑問なのは、何故に壁なのであろうか?床に叩き付けてはダメなのか?
不思議発見のヒトシ君人形よろしく、ゴミ箱に「ボッシュート」はダメなのか?
本読みにあるまじき行為ではあるが、いっそ焚書してしまうというのはダメなのか?
その足でB○○K○FFに行って売ってしまうというのはダメなのか?

 さて、最初に戻ろうか。
結局は「ザケンナ」とか「Fuck!」とかって感情を、本を通して著者に当てつける行為なのだが。
やはり何故に壁なのか?

床は?

天井は?

机は?

椅子は?

窓は?

な〜んで壁な訳?

って、オレも壁に叩き付けたけどね。

 

ダブルダウン 勘繰郎

『ダブルダウン 勘繰郎』
著者:西尾維新
 
 え〜昨日書いてる『九十九十九』とおんなしで、清涼院流水のJDCトリビュートだそうです。
まぁ、なんつうか西尾維新だからかなーり安心して読めます。
舞城王太郎みたいにあからさまな毒が無い作家だから・・・いやいや、これじゃ西尾維新に誤解がでるか。
つうかタダでさえ毒なんだから、自嘲自重してくれってな気がしないでもない。
 
 まぁ、なんつうか舞城王太郎の後だから、西尾維新の良い事ばっかり考える。
とにかくサックリと読める、疲れない。
それにマイペースというか、コレが素なのか知らんが、そこそこ抑制が利いてる感じがする。
「程良さ」というのかな。
 
 ああ、お気づきでしょうが、要はライトノベルなんですよ。
西尾維新がこの程度の文量で書くとね。

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Apr.19,2003 (Sat)

追い込まれたか?!

 プライベートで追い込まれる事件がありました。
今後、両氏の風当たりは私に集中する事でしょう。

 済まない・・・私に国内平均な人生を期待しないで下さい。

 周りの人と同じ速度の人生を期待しないで下さい。

 オレはオレです。

 つうかそれくらい察しろ!


Apr.20,2003 (Sun)

ライダーの地位

 WGP/MotoGPライダー加藤大治郎が亡くなった。
4月6日にクラッシュした時も、亡くなった今日も、積極的な報道は無かった。
F1に比するべきレースカテゴリのトップライダーが亡くなったんだよ?
何で全国ニュースにならない!何で特番が組まれない!何でトップ記事にならない!
何年か前に同じ様な事を書いた覚えがある。
まだGP500だった頃に、日本GPで阿部が優勝しても全然ニュースにならなかった。
F1よりも、WRCよりも、ましてメジャーリーグよりも、常に日本人トップライダーが活躍しているスポーツが他にあるか?
日本では不当にWGPライダーの地位が低いと思うのだがそこんとこどうよ?

ノックアウト

 都合四日間くらい寝込んでました。
同僚にはもの凄く迷惑をかけました。
起きて出て行く事すら出来なかったんだからしょうがない。
コレがもっと致命的な病気だったらとか考えると、単身出張続きの仕事って結構怖いもんだ。

ハサミ男

『ハサミ男』
著者:殊能将之
 
 最近やたらとメフィストに偏ってたついで・・・。
という訳でもないが、メフィスト賞を取った殊能将之の「ハサミ男」だ。
え〜舞城王太郎と同じく福井出身の人間らしいが、舞城と違うのは現住所は多分福井じゃ無いところか?
読んだ感じからは、特に福井に関する情念も何にも感じない。
いや、当然ながら舞城が特別過ぎるのではあるのだが・・・。
 
 "本格"だとか"メタ"だとか正直ミステリの分類とか用語には疎いです。
でもまぁ、読んでる感じで伝える事が出来るのは、かなり硬派な作品だと思う。
具体的に言うと、何故か賞取っちゃった?な若造の文章や構成とは比べられないだけのものです。
決して、いつぞやの壁に叩き付けた年若い作家と比べてる訳じゃない何処の誰と比べてる訳じゃないけど。
当然文体が硬質になると、その分他の所に目が行きやすくなると思う。
つまりは誤魔化しとかノリで有耶無耶にする必要が無い。
印象としては、もの凄く抑制の利いた作家なんだろうなぁ・・・等々。
 
 普通にミステリ読みたいって人間に勧められる本かも。

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The Five Star Stories [XI]

『The Five Star Stories [XI]』
著者:永野護
 
 あ〜出たね。
 
 出た、出た、相も変わらず。
 
 今回はハスハントが崩壊〜♪
つうか、魔導大戦ネタ完結させられんのかねぇ。
コレまでのネタん中で、混み合っててかつページ数かかるっぽいし。
しかも一冊使ってオープニングエピソードと来てる。
まぁ、第一巻の時点で「実は終わらないかも」と先に言い訳明言してるのは確かだが。
どうも次の巻が出る度に、ホントに次は出るのか?と思いつつ買ってる自分が・・・。

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Apr.21,2003 (Mon)

JyaJya [vol.3]

『ジャジャ 3巻』
著者:えのあきら
 
 え〜やっと出た様だ。
今回も二輪蘊蓄が濃ゆい。
 
 ありがちな「疾走る」がテーマじゃ無いので、イヤな誇張が無いマンガです。
某K談社の少年誌具体的には特攻の拓みたいに、旧車が逆輸入のリッターバイクをぶっちぎる・・・
な〜んて冗談の様な演出をするのは大嫌いですんで。
 
 まぁ、既に休刊になってる某集A社の某青年誌では、スズキのカ○チーノに4ローターエンジンをぶっ込むという
離れ業というよりは開いた口が塞がらないタイプの改造なんてのが、演出として登場します。
え〜補機の類は何処に押し込めているのでしょうか?重量比は?排熱は?ぶちゃけ曲がるの?
 
 なんつうか、現実を完璧無視した機械って大嫌いです。

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想うということ

『想うということ 〜純愛作品集〜』
著者:犬上すくね
 
 犬上すくねの短編集です。
しかも"純愛"とか付いているし・・・。
 
 犬上すくねはたま〜に読んで、たま〜に「ふむ・・」とやるぶんには良い作家だと思う。
ただし・・・いくら短編集とはいえ・・竹書房『近代麻雀』で糊口を凌いでた頃の作品まで・・どうかなぁ?
まぁ、短編かき集めて残せたんだから良しとしようか。

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プッ・・

 日創研「経営研究会」本部という団体がある。
アドレスは、ここなのだが、現在調整中との事だ。
因みに今朝までの状態を以下に示す。

(1)本部[http://www.keieiken.ne.jp/]

本部サイト

(2)本部のドメイン内の1ページ[http://www.keieiken.ne.jp/brm/]

隠しページ?

(3)上記ページのリンク先(笑)[http://www.keieiken.ne.jp/brm/BRM000/index.html]

リンク先(笑)しかもドメイン内だし・・・

 えっと、このネタ自体は【TentativeName.】というサイトで拾いました。
私は今朝方ここでネタ見て、取りあえずスクリーンキャプチャだけしておいて、夜中にこの記事書いています。
いやぁ、なんなんでしょうね?
取りあえず外向けには「不正アクセスされました」とかってアナウンスするのかなぁ。
でも実際は、内部の管理者による無断使用とかの可能性の方が高い気がしないでもない。


Apr.22,2003 (Tue)

え〜っと

 なんか喉が狭い。
4日も寝込んだ時に、派手に咳をし過ぎた為だろう。
なんか痰が詰まってるんだか、喉が腫れてるんだか、どっちつかずな状態。
でも、痰が出ると一様に紅いので、きっと両方なんだと思う。
深紅って訳じゃないけど、出るとやっぱ紅い。
さすがに労咳ごっこができるレベルでは無いが、口から血に似たもんが出てくるのってなんかイヤだ。

The Science Fiction Experience

ポール・アレン氏がSF博物館を建設

 うわっ!行きてぇ・・。
別にトレッキーじゃ無いから船長の椅子はどうでもいいけど、アドバイザーが何やったか興味ある。
な〜んか色々と思案が・・・火星年代記読み返したくなったかも。


Apr.23,2003 (Wed)

クルッと回すアレ

 京セラからauなクルッと回すアレな携帯が出るらしい。
クルッと回すアレな携帯ってのは、もちろんSONYのSO505iなアレの方式って事です。

検索エンジンから来る人

 まずは下の画像を見てくれ。
検索ワード
これはうちのサイトのアクセスログの中から、検索ワードを抜いたリストです。
まぁ、うちみたいなサイトに検索エンジンからやってくるヤツってのは少ないのだが・・・。
ただこの結果ってどうよ?

 結果の殆どってのが、警察関係の検索ってどうよ?

HALが来たりて床に寝る

 就業中(21:00頃)にHALから電話がかかる。
就業中という事でビジネストークっぽく話をするが、要は「遅くなった、帰るの面倒、泊めろ」ということ。
別に構わないので、そのまま了承。
だが、私の自宅(レオパレス2ヶ月目)には客用の布団などという気の利いたモノは無い。
しかも仮住まいなので、代替品など一切無い。
「泊まりに来るならシュラフ(寝袋)持ってこい」とは常々言ってあった。
まぁ、シュラフ持って会社に行くヤツは居ないわな。

 そういう訳でHALは床に寝ている。


Apr.24,2003 (Thu)

鍵盤とか

鍵盤話
何時の間にやらとか言うと失礼だが、一歩さんも「トラックポインタ株上昇中」らしい。
私は大学5年の時にThinkPad560Xを購入して以来、どっぷり浸かってます。
因みに現在のメインマシンは240Zという、ThinkPadX2x,X3xシリーズよりも一回り小さいマシン。
お約束として細かい話をすると、IBMがトラックポイントで東芝がアキュポイント、共に商標。
一般名称となると、スティックポイントとなるらしい。
因みに通常キーボードにトラックポイントが付いているヤツは、ThinkPadとは味付けがかなり変わるので、試食してからの購入をお勧めします。
タッチパッドはかなり論外だけど、例外を言うならばAppleのPowerBookシリーズ。
何故例外か?というと、1ボタンだから。
トラックボールはノートとなると、かなり微妙。
実装スペースの問題で、どう考えてもトラックボールの良さを殺してしまう。
ノートに実装されたトラックボールで一番使いやすかったのは、AppleのPowerBook1xx系に付いてたヤツ。
凄く良かった。
でも、本当にトラックボールの旨味を味わおうと思ったら、ビリヤード球サイズのマルチボタンが必要。
腱鞘炎知らずでガシガシ使えます。

 あと、タイピングポジションの話になると、人それぞれだなぁとか。
私の場合は座高が高いってのもあるけれど、ぶらーんと下に向かって腕がある状態がベスト。
掌の下部がパームレストもしくはキーボードの手前で支点になって、肩と掌下部の間はダラーリという具合。
なんでこうなるか?っていうのは、先に言った座高があるってのに関連してて、とにかく標準サイズを離れた体躯のせい。
腕を置くスペースを取ろうとすると、机の上が非常に無理な事になっちまうから。

 そういえば机上投影タイプのキーボードが商品化されたとか聞いたなぁ。
スイッチの無い単なる平面叩くタイピングってどんな気分なんだろうか?

ThinkPad落下テスト?!(1)

 今朝、ThinkPad240Zの耐衝撃落下テストを行いました。
床面から約2mの高さより、ThinkPadの角が下に来るように落下させ影響を調査しました。
結果は次の通りです。

  • LCDリアカバーの破損(ラッチ機構部付近に3cm程度のひび割れ,ラッチ機構の破壊)
  • ベースカバーの破損(PCMCIAスロット付近のひび割れ,スロットカバー欠落))
  • アッパーカバーの歪み(着地角付近の歪み,薄いクラックが生じた)

 全体を評しますと、筐体そのものが物理的に破損しました。
ですが、LCDパネルおよび各スロットやジャックといった機能には障害が出ておりません。
通常テストの2倍の高さからの落下約4倍の衝撃にもかかわらず、ThinkPadは機能し続けております。
日本IBM設計によるThinkPadの堅牢性を改めて証明した事例と言えます。

ヽ(`Д´)ノウワァァァンン

ThinkPad落下テスト?!(2)

 テスト結果により十分な耐衝撃能力を持つ事が確認された。
次に調査すべきは、IBMサポートの修理価格の実態である。
購入から1年以内は製品保証の使用が可能であるが、自己過失による破損については実費だったりする。
しかし、状況次第でどう転ぶか分からないので、取りあえずはサポートに電話するのが賢明であろう。
そして、別途保守契約を行っている場合は、自己過失を含め幅広いサポートを受ける事が可能だ。
保守契約も製品保証も無い場合・・・いわゆるフツーの修理の場合のお話である。
まずは、大まかな見積もりだ。
IBMの修理依頼・問合せは以下の電話番号です。

TEL:0120-20-5550
TEL:03-5445-0401

 Webにはフリーダイアルがでかでかと載っているが、携帯全盛の世の中だとそうもいかない。
もちろんIBMが携帯電話からもかけられるフリーダイアルにしてくれていれば・・・だが、違った。
そういう訳で、後者の直通電話にダイアルした。

オペ:はい、IBMサポートセンターです。
入鹿:済みませんが、手持ちのThinkPadが破損してしまって、どのくらい掛かるか見積もりを聞きたいのです。
オペ:はい、どういった状態でしょうか?
入鹿:まず機種の方ですがThinkPad240Zで、型番が2609-81Jです。
   落としてカバーが破損してしまっています、キーボード側とLCD側両方のカバー交換すると、幾らになりますか?
オペ:お客様お持ちの機械は購入後1年以内でしょうか?
入鹿:いいえ
オペ:保守契約等を行っておりますでしょうか?
入鹿:していませんし、保証切れです
オペ:そうしますと実費となりまして、
   カバーの交換は、上下それぞれにパーツ&技術料で2万円頂いております。
   上下となりますと4万円、そして消費税を含めて4万2千円。
   更に、送料を4千円頂きまして、合計4万6千円くらいになります。
入鹿:「パーツ費」+「工賃」+「送料」で4万6千円ですか・・・。
オペ:はい、そうなります。
入鹿:分かりました、有り難うございました・・・。


タカイ(´Д⊂グスン
ThinkPad落下テスト?!(3)

 経済的余裕&代替機がある御仁はIBMに任せた方が安心だろう。
だが、仕事にバリバリ使っているマシンだったりすると、預けている時間=負債といって良いだろう。
そして保証も既に切れているという場合は、パーツ購入による実費修理が相応しい。
もちろん、自己責任である。

 まずは必要であろうパーツのリストアップ。
幸いにしてIBM製品は保守パーツを個人でも購入可能である。
必要なパーツの型番は、保守マニュアルを購入もしくはPDF版をダウンロードして調べる。
調べた結果が次の通りだ。

  • UPPER COVER ASM (240Z) ,04P3680
      →キーボード側カバー
       \4.8k
  • BASE COVER ASM M/T 2609 (240Z,i-1124 73J) ,04P3682
      →ボトムカバー
       \6.5k
  • LCD BEZEL ASM ,04P3056
      →LCD周りのベゼル
       \1.6k
  • LCD REAR COVER ASM ,04P3977
      →LCDリアカバー:要はフタ
       ??_\7.0k
  • LCD CABLE ASM ,27L0606
      →M/BからLCDへのケーブル
       \4.3k

 最後に付け加えたケーブルは、LCD真っ白現象が何度か出ているので、ついでに交換。
ここで一緒に表示している金額は、あくまで2002年中頃までの価格だ。
2002年末頃より価格改定がありパーツ価格が上昇しているので、実際にはもっとかかる可能性がある。
全てを新品パーツで直すというからには、それ相応のコストが必要か。

 そういう訳でも無いのだが、240Z(8xJ系)のジャンクが手に入れば一番楽だ。
しかし、240Z自体のタマ数が少ない以上、そうそう幻想を抱いていてもしょうがない。
が、Yahoo!某クション等でパーツが出ている可能性があるので、諦めてはいけない。
(↑まぁ、中古のくせにやたらと高価格になりがちではあるがね)

そゆわけでYahoo!某を|д゜)カンサツ

ThinkPad落下テスト?!(4)

 第3回に書いた通りYahoo!某で丁度出物があったので、早速入札。
結果、次のパーツを確保しました。

  • UPPER COVER ASM (240Z) ,04P3680
  • BASE COVER ASM M/T 2609 (240Z,i-1124 73J) ,04P3682

 さすがに[LCD REAR COVER]まで簡単には手に入らない。
一番目立つThinkPadの『フタ』だから、こっちはいっそ新品でいこうと思う。
それと、大がかりな換装作業時に最も傷つける可能性がある[LCD CABLE ASM]も新品で無いと意味がない。
まぁ、そういう訳で残りはIBMに発注するしかないね。

けっきょくこういうことで|Д´)ノ 》 ジャ、マタ

ああ因みにね、この一連の落下騒ぎだけど。
実は2003/04/24の07:00〜21:00までの出来事なんだわ・・・。


Apr.25,2003 (Fri)

鍵盤とか(2)

(゜Д゜)ハァ? 昨日の続きっつーかなんつーか。
まぁ、とにかく上記の変な顔文字のリンクを参照して頂ければ分かります。
もちろん一般向けとかじゃ無くて、ハードパンチャー?なオペレーター向けの究極のアイテム。
腱鞘炎を始めとする各種職業病対策機器で、訴訟社会な米国らしい機械な気がする。
どうも構造を見た感じだと、人間工学ハンドブックにある解剖学的ガイドラインを全て満たそうという意欲作だと思う。
ただし!どー考えても「貴様は鍵盤だけ叩いていやがれ」な思想を感じない?
え、オレだけ?

Tungsten T

 中国の掌上機器。
Palmが中国への展開を拡大する施策を採っている。
世界の有望な市場において、Palm社がキチンと進出して無かった地域でもある。
でさ、発売するらしいのよ。

  • 「Tungsten T」が3,280人民元(約52,480円)
  • 「m500」が1,680人民元(約26,880円)
  • 「Zire」が888人民元(約14,200円)

 しかもPalmOS5.0を搭載した「Tungsten T」はCJKOS(*1)を実装したヤツらしい・・・。

だから、なんで日本で発売しねーんだ!(´Д⊂グスン


*1: CJKOSのCJKは、C=Chinese,J=Japanese,K=Korean、を取ったイニシャルで、英語版Palm OS搭載機上で中国語,日本語,韓国語を入力&表示することを可能にしたソフトウェア

Apr.26,2003 (Sat)

コズミック

『コズミック』
著者:清涼院流水
 
 ドーン!
いや、深い意味はありません。
様々な論議を巻き起こした問題作、清涼院流水の「コズミック」メフィスト賞受賞作品です。
トンデモな設定や、トンデモなキャラや、トンデモな謎がいっぱいのトンデモな小説。
一応巻き起こした問題や論議は賛否両論だったらしい。
 
 基本的に私は過度の言葉遊びってのは嫌いである。
だからと言って、短絡的に流水否定派では無い。
確かにトンデモな内容ではあるが、それが故の楽しさがあるのは事実だ。
そして、トリック?(って言っていいのか悪いのか)の考え方は一面的ではあるが、私の考えに被る部分がある。
コレを「クダラナイ」と言い切るのは簡単だが、小説なんてそんなもんでしょ?
要は楽しめたか否かが重要な評価ポイントであり、それ以外はどーでもいいっちゃどーでもいい。
 
 ただね、あらすじを説明するのも面倒なのはどーかなぁ。
この作品を端的に表現するとすると、次の様になるだろう。
 
 ミステリ作品というものの定義を「ガンダム」だとすると、このコズミックは「Gガンダム」である。
 
 以上!

コズミック 流
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コズミック 水
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Apr.27,2003 (Sun)

対宗教(2)

 先週末出張中という仮住まいにもかかわらず訪問者があった。
朝日や読売とかじゃなくて、NHKでもなくて、宗教団体でした。
以下再現状況、

  (ピンポ〜ン)
入鹿:はいはい
  (ガチャ←ドアを開ける音:不用心)
訪人:こんにちわ♪
  (ドアを開けるとおばちゃんっぽいおねぇちゃんと、本物のおばちゃんがいた)
入鹿:ああ、こんにちわ。
訪人:私共はこの地域でボランティアをやっている者でして、
   成人病予防のこういった冊子やセミナーをやってまして。
  (パンフを見せる)
入鹿:ははぁ
訪人:今日は私共の活動の紹介を・・・
入鹿:ちょっと待って。
   その2枚目のパンフレットからエホバって文字が見えてるんだけど。
訪人:あっ
入鹿:エホバの証人・・・ものみの塔ですか♪(笑顔)
訪人:あっ・・その・・はい、そうです。
入鹿:宗教ですね!(笑顔)
訪人:・・ええ、そうです。
入鹿:宗教は間に合ってますから♪(満面の笑顔)
訪人:は?
入鹿:じゃ♪
  (バタン:笑顔でドアを閉める)

 別に宗教屋の話を聞いても構わないのだが、詐称は大嫌いだ。
とにかく適当な入り口を設けて信者を獲得しようという、狡っ辛い根性が嫌いだ。
まじめに勧誘に来るなら幾らでも話をしてやろう。
だからと言って、学生の時に来た様な輩も困る。
どういうヤツかというと、

  (ガチャ:ドアを開ける)
宗教:こんにちわ
入鹿:こんにちわ
宗教:あなたの血は穢れています!
入鹿:・・・
宗教:あなたの血は穢れているのです、穢れた血は浄化せねばなりません。
入鹿:初対面の人間に「おまえは穢れてる」なんて言葉を言えるヤツほどオレの精神は穢れてねーよ(怒)
  (バタン:ドアを閉める)

 という絵に描いた様なステレオタイプ。
こういうヤツの精神構造ってどーなってんだろうなぁ。

 あまりよろしくない事に、こういう経験の上に居るから宗教団体と聞くと「敵」と認識するんだよな。
だから、理性的な宗教活動とかにあっても「UNKNOW」の段階すっ飛ばして、即「敵」なんだわ。
彼らの多くは善良なる一般市民というヤツなんだが、どうも生来の攻撃性を刺激させられる。
警察作成の犯罪者統計ベースな自動車運転適正試験で攻撃性がMAX手前という、有り難くもない結果を貰っているだけある。
相手が勧誘の意図を持った宗教家であるという時点で「敵」。
今のところ、宗教勧誘員に負けた事は無い。
だって勝てない勝負はしないもん。
基本は仲間呼ぶ前に撃墜。
論破しようとしてはいけない、説き伏せる事が肝心。
議論では無く、ほぼ言葉の暴力。
彼らは罪のない一般信者では無い、無自覚に団体の拡張に従事する兵隊だ。
私はペストのキャリアになったネズミを殺す事を可哀相だとは思わない。
マラリアを媒介する蚊を叩き潰す事を無益な殺生だとは思わない。
自分の生活や精神を護るためには、相手を傷つける事など厭わない。
例え彼らが自分の生活や信仰の為に活動してようが、私へその矛先を向けている時点で「敵」。

う〜む・・・ふと考えるのだが・・・。
俺自身が勧誘員になったら始末におえないだろうなぁ。

フリッカー式 〜鏡公彦にうってつけの殺人〜

『フリッカー式 〜鏡公彦にうってつけの殺人〜』
著者:佐藤友哉
 
 事が後先になったな・・・。
「クリスマス・テロル」の佐藤友哉である。
彼のメフィスト賞受賞作品となる、第一作がこの「フリッカー式」だ。
最近の書評の対象を見れば分かる要に、最近メフィスト賞受賞作を選んで読んでいる。
いや、ただなんとなくだけど。
 
 なんか段組してるけど、やたらと紙面が白っぽく見える。
そう、段組で普通の厚さの割に文量が少ないからサックリ読めます。
 
 壊れた主人公と壊れた登場人物が繰り広げる、壊れた物語・・それが「フリッカー式」。
さて、壊れた〜云々というと舞城と連想するのがメフィスト賞だが、舞城王太郎とはかなり違ってます。
舞城はこれでもかと壊れた人間と世界を見せつける・・というか見せられる感じがする。
そこいくと、舞城程のテンションを維持する事なんて、そうそうできる訳がない。
相対的に、佐藤の作品がおとなしく見えてくる。
しかし、設定とか内容とかを考えると、佐藤の方がよほど壊れてるのだが、哀しいかなテンションがイマイチ。
エッジだけ立たせてサクッと行くスタイルというのは、今時の世界に合ってはいるかもしれない。
だが、エンターテイメントとしての強さとか濃度という点では、ちと弱い。
 
 もし、話題になりたいならば首根っこ掴んで「読め!」だろう。
 もし、ベストセラーになりたいならば、多くの人間の琴線を擽る「おっ!」だろう。
 もし、問題になりたいならば、我が道行って「ふん!」だろう。
 
 エッジは比較的立っているのだが、何人か作家を集めると埋もれがちなタイプ。
読了後の感想が出てきにくい作品だった。
ひとつだけ著者に言うならば「どのネタ使うかもーちっと考えろや」だな。
こういう事やっといて、売れない事を悩むのは如何なモノかと思うぞ。

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Apr.28,2003 (Mon)

殴ってイイですか?

AirH"インフラが、またやらしかした。

 殴ってイイですか?

 誰を殴ればイイですか?

 責任者誰ですか?

 鼻骨にストレート撃ってイイですか?

 テンプルを素手で殴ってイイですか?

 水晶体から水が滲み出るくらい殴ってイイですか?

 なんつうか、つい半年ほど前にやってるでしょう?

 ここまで信頼性低いのなら通信料金下げろ!

 遠隔地に向けて障害対応やってる時に接続障害?ふざけてますね。
いや、プライベートならばそこまでは怒りませんけど、仕事中ですよ。
最重要で緊急対応な障害ですよ?
情報通信がPHS回線しか使えない状態でですよ?

 結局どうしたかってぇとね、電話かけつつ本社の人間にソースの修正箇所を指示して、コンパイルして貰った。
そんで、本社から障害の発生先に送ってもらうという手段を執らざるを得なかった。

QED 〜百人一首の呪〜

『QED 〜百人一首の呪〜』
著者:高田崇史
 
 第9回メフィスト賞受賞作品です。
本屋には「QED」と書かれた新書が数多く積まれてたりしますから、表紙は目にしたことがある人が多そう。
ミステリ小説ではあるのですが、本編そっちのけで「百人一首に隠された謎を解く」をやってます。
つまりは小説の形式を取っているだけで、主題は間違いなく「百人一首の謎」だ。
この作品にはトリックは出てきません、出てくるのは難解なるパズルです。
殺人事件というパズルが百人一首というパズルと絡み合う、そういう作品です。
 
 読了後の感想としては、なかなかによろしい感じ。
もちろん、蘊蓄話に飽きるタイプの人は止めた方がいい。
同様に京極夏彦を読み切らなかったタイプの人間も。

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Apr.29,2003 (Tue)

サミット

 なんかメッセンジャ開いたら1人増え2人増えでなもって、5人でチャットです。
ここ半年ばかりやってなかったんですが、何故か起動したら来る来る。
何故かその場に居ない後輩の話題でやたらと白熱するし。
やっぱりその後輩君には幸せになって貰いたいね。


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