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過去の日記



[行間を読め!]

Jan.1,2003 (Wed)

稼働日!

 明けまして・・・以前にシステム稼働日だ!
運良く越前に居るが、何時電話が掛かってくるか分からない恐怖!
せっかくの正月だというのに、昼間っから酒を飲めない哀しさ!

さぁ!明日はどっちだ!


Jan.2,2003 (Thu)

2日目!

 稼働日2日目だ!
昨日は電話が掛かってこなくてホッと一安心だが、今日も今日でなんかあるかも知れないぞ!
あんまし心休まらない年始だ。


Jan.3,2003 (Fri)

出張!

 さぁ!

 今日から仕事だ!

 しかも出張だ!

 宇都宮は遠いぞ!

 あ〜やだやだ。


Jan.10,2003 (Fri)

スワロウテイル

Movie:
『スワロウテイル』
 
 岩井俊二監督作品で最も有名な作品である。
面白い作品である。
今の日本に、こういう作品を創れる人がいるということが結構嬉しい。
映画を創りたい人間は、日本にたくさんいるのだが、やはり力量が足りなく全体的なレベルが非常に低い。
そんな中にあって、やはり岩井の様な存在は目立つ。
 何てぇか、これだけの作品を創れる人間には「もっと環境を整えてやれ」と言いたくなる。
とにかく面白いから、一度みておくがいい。
最初のモノローグが秀逸?

Love letter

Movie:
『Love letter』
 
 岩井俊二監督作品である。
友人に岩井好きが居るモノだから、何かと見る機会があったので、いくつか取り上げようと思う。
 そしてまずは、この『Love letter』だ。
簡単に内容を説明すると、主人公が死んだはずの恋人に手紙を出すと、返事が返って来る。
そして、それを巡るドラマがこの映画である。
主演が中山美穂と豊川悦司である。
感想は「とにかく痒くってぇ・・・」ってなものだ。
身悶えしながら見た作品である。

PICNIC

Movie:
『PICNIC』
 
 岩井俊二作品で、主演がCharaである。
友人曰く所の「岩井俊二は演技が下手な役者(本業ミュージシャン)を巧く撮る」が如実に現れている作品。
強制収容所の様な、精神病患者収容施設に入れられる主人公。
外へ出ることを禁じられた彼らが考え出した理由が”壁の上なら出たことにはならない”という事だった。
病院内で手に入れた一冊の聖書、そこに出てくる世界の終わりを見に行こうと、ピクニックをするかの様に壁の上を歩き続ける。そして・・・
 ちょっとうろ覚えだが、そんな内容だ。
この映画の特徴は、とにかく”痛い”事にある。
観てみれば分かるのだが、とにかく痛い。
気の弱い中学生程度に見せたら、トラウマになりかねない程の鈍い切れ味がありそうだ。

UNDO

Movie:
『UNDO』
 
 これも岩井俊二作品である。
役者の名前が今出てこないので書かない。
取り敢えず、男と女と精神科医が主要な登場人物。
自縄自縛な性癖(笑)を患ってしまった女が、どんどんエスカレートする様を描いている。
最初はカメや本を縛ってるのだが、そのうち部屋中を縛り出し、ついには自分を縛れと男に哀願する。
(この時点で内容の解説がかなりズレ始めている(^^;)
とにかく縛って縛って、話が進む。

フライド・ドラゴンフィッシュ

Movie:
『フライドドラゴンフィッシュ』
 
 読んで字の如く、アロワナの唐揚げのお話である(笑)
オステオグロッサム目の古代魚アロワナは、一般的に高級なイメージがある。
しかし「魚如きになんだこの値段は?」と思うような個体は、既に大きく育ったものである。
レッドデータブックにのっかっているアジアアロワナのでかいヤツは、本当に「何でこんなヤツが・・・」ってな価格が付けられるのだ。
それでも、ヨークサックを付けた小さいヤツ(つまりは幼魚である)なら、それほど高いモノではない。
それを綺麗にかつでかく育てるのが難しいのだ。
錦鯉は高価だが、錦鯉の養殖場で間引かれたヤツが、縁日の金魚すくいに出てくる理屈とあまり変わらない。
育てる段階で、ものすごい人件費と技術と資材が投じられるからだ。
  かつて友人がブラックアロワナを飼っていた時期があった。
専用の水槽を直ぐに用意出来ず、しばらく他の魚と一緒にしていたのだった。
そして・・・一緒に飼っていた魚がまずかった。
それはブラックアロワナの幼魚よりもふたまわりもでかい、レッドテールキャット(直訳;赤尾ナマズ)だったのだ。
しばらく経ったときに友人が「レッドにひとのみにされた」と憤慨していた。
幼魚を凶暴なナマズと一緒に飼うことは絶対に出来ないという話でした。
  ここまで映画の説明をしなかったのも珍しいかなぁ(^^;


Jan.11,2003 (Sat)

バトル・ロワイアル

Movie:
『バトル・ロワイアル』
 
 件の騒動の映画である。
 R指定はいいだろう、まぁ順当というものだ。
しかし、観て・・・いや、それ以前だな、思ったのは国会議員がどうこう言う様な内容か?という事だ。
彼らは勘違いをしている。
教育ってのは、残酷な・凶暴な・卑猥な、内容の映画をみせない努力や、禁止条例を造る事ではない。
子供達や子供達が育ってから、そういう内容のモノに相対した時の判断能力を身につけさせる事では無いのか?
つまりは、世の親や義務教育の怠慢が現在の結果だろう?違うか?
とにかく日本の教育には、社会性を身につけさせる為の内容が薄いからねぇ・・・コレじゃ犬を笑え無いね。
 内容は・・・やっぱ仁義無き戦いを思い出してしまうなぁ。
数の消化を感じさせない演出が出来なかったものかと、ちょっと残念。
ただ、山本太郎を18歳前後の設定で出すのは無理がある。
ビートたけしは、やっぱり俳優としてはなかなか良いと思う。

ホワイト・アウト

Movie:
『ホワイトアウト』
 
 真保裕一の同名小説の映画化である。
因みに真保裕一はこの作品で、吉川英治文学新人賞を受賞している。
映画化の前に、講談社の月刊少年誌にて漫画化もされている。
 で、流行りの映画を見に行ってきた訳だが、やっぱり織田裕二って売れてるんだねぇ。
この映画を見る前に友人に話した事がある。
たかがTVCMを観ただけで分かったこと・・・それは、織田裕二ダイハードであるということだ。
舞台が日本で、ダムで、季節が冬で・・・etcシチュエーションが違うだけで、内容はまるっきりアレって事だ。
 で、実際観てどうかというと、予想の範囲を全く越えません。
しかし、日本映画にしては頑張っているという点でだけ評価はできる。
ただねぇ・・・織田裕二ってさぁ、織田裕二トップガン(ベストガイ)やってるからさぁ・・・次は織田裕二タイタニックかぁ?(笑)

金融腐敗列島〜呪縛〜

Movie:
『金融腐敗列島〜呪縛〜』
 
 久しぶりな邦画の更新と思いつつ・・・某氏のページのリンクのコメントで急かされていたタイトルをようやく観ることができた。
って事で、やっとこさだがレビューを書こうと思う。
 要はビジネスドラマを、映画にしただけと言ってしまうとどうしようも無いのだが・・・出演陣がそれなりメジャーなので、それなり客は入ったらしい。
で、内容はどうかと言うと、金融業界の現状をグロテスクに描いている。
映画だから当然誇張はある、しかし内情はたいして変わらないのが現実である。
ジジイだらけの取締役会、総会屋との癒着、MOF担の哀愁、全て事実である。
映画的な造りと思われがちだが、現実はこれ以上に奇怪と認識して間違いじゃ無い。
 この映画内に出てくるMOF担の行員がなかなかよろしい。
映画内だけの描写ではわかりにくいMOF担という役割を説明しておこう。
MOFとは大蔵省の事で、MOF担は大蔵省担当の銀行員である。
大蔵省は銀行の監督官庁であるわけだから、銀行は担当者を大蔵省に日参させ、大蔵官僚から情報を得るのだ。その際、官僚にありとあらゆる饗応をするのも当然彼らの業務なのだ。
話を戻そう。映画の中とはいえ、終わりの方でMOF担の行員が若い大蔵官僚の胸ぐらを掴んで言うセリフ!きっと世の中のMOF担達の代弁だろう(^^;
 因みに、警察とか国会とか相手の記者クラブの内容も似たようなものだ。


Jan.13,2003 (Mon)

『ファンシィダンス』

Movie:
『ファンシィダンス』
 
 同名のコミック(漫画)の映画化らしい。
元ネタが少女漫画らしく、原作はよく知らない。
有名になる前の周防監督作品だ。
これより後に「しこふんじゃった」や「Shall we dance」が出てくる。
主演は本木雅弘で、当然ながら周防作品によく出てくる助演陣が出てきている。
助演陣で特に有名なのはやはり竹中直人だが、いつものチビやデブ(すまん!名前が出てこん)も出てくる。
 まあ、内容は原作の良さというか奇抜さが出てきてる。さすがに坊主の修行を題材にした漫画だ。
そして、そのドラマを2時間にきちんと収めるてある。
邦画らしくきちんとまとまった造りである。
 面白いよ。

しこふんじゃった

Movie:
『しこふんじゃった』
 
 周防監督作品である。
内容は、卒業に必要な最後の単位を取るために、泣く泣く相撲部に入る男の話である。
主演は「ファンシィダンス」に引き続き本木である。
そしていつものメンバー(助演陣)が登場する。
さすがに竹中は外見の歳を取りすぎているが、大学生活8年目として出演していた。
この映画では、顧問の教授役で出てくる柄本さんが最高!というか、単に私が柄本好きであるだけだ。
中年おやじ役といったら、やっぱりこの人をおいて他にいない。
 いつもながらの周防作品という感じだ。

Shall we dance

Movie:
『Shall we dance』
 
 やけに売れた作品らしい。
いつもながらの周防作品だが、今回は主演に役所を起用している。
今まで主役を張ってきた本木は助演どころか、殆どチョイ役扱いだ。
助演陣は今回も健在で、やっぱり竹中がいい感じである。
因みに今回も柄本が興信所の所員役で、主人公を調査する役で出ている。
 
 哀愁ただよう中年サラリーマンの、日常の変化を巧く描いていると思う。
だが、今までの作品の品質からみて、それほど際だっている訳でもないのに売れたのが不思議だ。


Jan.14,2003 (Tue)

SF(Samurai Ficstion)

Movie:
『SF(Samurai Ficstion)』
 
 何でもMTVでいろいろやってた日本人が造った時代劇らしい。
本編はほぼモノクロで進む。
ストーリーは江戸時代によくあったお家騒動系の話だ。
全体的にギャグで構成されている。
役者は布袋と風間杜夫以外はよく知らない。
チョイ役で谷啓や藤井フミヤなんかが出ている。
音楽は布袋が担当し、BGMがロックで占められるのが面白い。
が、内容は”新時代の時代劇だ!”という宣伝サイドのトチ狂ったコピーの様な内容ではない。
全編に渡りギャグを出し、妙な語り口のナレーションを加え、BGMをロック調にしただけで、単なる時代劇の一つだ。
宣伝屋がどう考えたかは知らないが、通常の時代劇の範囲を決して超えず。
時代劇に興味の無い連中を引き入れるだけの要素を盛り込んだだけだ。
それを”新時代”等と曰うなら、ちゃんちゃら可笑しいというモノだが・・・。
  演技が下手だが、何処から見たって悪人面の布袋がいい感じだった。
モノクロで出るもんだから、思わず月刊ジャンプでやっていた「エンジェル伝説」の北野君を思い出してしまった。
よくよく見なくても似てるんだもん(笑)

遊びの時間は終わらない

Movie:
『遊びの時間は終わらない』
 
 誰の監督だったか忘れたが、邦画である。
主演は本木雅弘、ついでに言えば、おもいっきしB級作品である。
だが、下手な有名邦画より面白い。
金がかかっていないマイナー作品で、どう観たってTVドラマレベルなのだが、面白いのだ。
出演者の中では、マスコミプロデューサー役の荻原流行が良い。
煽るだけ煽るというマスコミの習性をきちんとやっていた。
 楽しいB級作品の良い例なので、観てみるといいかも。

踊る大捜査線THE MOVIE

Movie:
『踊る大捜査線THE MOVIE』
 
 人気のTVシリーズドラマの映画化、という事らしい。
大体刑事物のドラマと言えば、ヒロイズムとギャグに終始するモノ。
このシリーズに人気が出たのは、日本警察の特殊な事情そのものの警視庁(本庁)とその所轄を舞台にした事だ。
日本の警察機構のトップと言えば?警察庁長官であるのだが、認知度で言えば警視総監である。
いつぞやかカルトに襲撃されたときには、誰だそれ?などと一般市民に言われたポストでもある。
まあ、そんなことはどうでも良いのだが・・・。
所轄の悲哀を露骨なまでに出すことで、リアリティを引きだそうとするのは実に効果的だった。
ただし、そのリアリティを描く事が効果的であると企画者が知らされたのは、『機動警察パトレイバー』のおかげってのが寂しい限りだ。
 
 大多数と同じく、TVシリーズとストーリーが続いているため、本編を見ていた方がより楽しめる。
楽しいドラマだが、あくまでTVの続きであり、映画じゃねーなー、というのが本音。
映画の定義についてどうこう言える身分でもないが、そう思ったモノは仕方がない。
愚にも付かないゴミのような邦画が多い中では、客を楽しませれる一点において此方の方が上といえる。
私も楽しんで見た。しかし、高い評価を与えるには今ひとつ。

226

Movie:
『226』
 
 いわゆる昭和のクーデター劇を描いた作品だ。
日本の義務教育期間では昭和の初めの頃の動乱は詳しく教えられなかった。
二次大戦の内容は、記録が残っているにも関わらずかなり薄いとしか言いようがない。
まあ日本の長い歴史を考えれば、昭和は半世紀を少し多くした程度でしかない。
しかしながら二度目の二次大戦を終え、立憲君主制からいわゆる近代民主主義への移行を果たし、
日本が先進工業国へと変わった時代でもある。
 
 さて、この映画の舞台は軍国主義も甚だしい昭和初期の帝都東京である。
時代は違えど、夢幻紳士曰く所の「つまらない街」だったことだろう。
その「つまらない街」を牛耳る軍国主義日本の象徴でもある陸軍の青年将校たちが、クーデターを起こした事実を元に制作された映画である。
 「熱いなぁ」って感じで青年将校を演じる役者達。
とにかく出てるわ出てるわ、ゾロゾロと。
役者の品評会と言わんばかりに、メインからちょい役まで勢揃いである。
梅宮パパに軍人役なんか出来るのか?って思ってたら軍人じゃなくてホテルの支配人役だった(^^;
 でもやっぱり竹中がいい感じだね。


Jan.15,2003 (Wed)

リング2

Movie:
『リング2』
 
 最悪な作品である。
原作を辱めていると言っていい。
二匹目のドジョウは、そうそう居るモノでは無いということを、日本の映画関係者は心すべきである。
 大体、「らせん」のストーリーの前に、もう一話分を強引に滑り込ませる事自体がおかしいのだ。
作者の積み上げた構成を台無しにしている。
たとえ映画は原作を離れているとしても、ここまでやるかなぁ・・・。

東京日和

Movie:
『東京日和』
 
 サイコホラーだね。
痛いから一人で観る事をお薦めする。

119

Movie:
『119』
 
 竹中直人監督作品である。
とにかく、観ている相手を退屈させる様な作品を造るのは止めようよ。
君は俳優であって、監督には向かない事を自覚すべきだ。
以上。


Jan.16,2003 (Thu)

バーティカル・リミット

Movie:
『バーティカル・リミット』
 
 =高度限界の事です。
 山岳レスキューという結構マイナーなカテゴリというか、一種のパニックアクション的な部類ですな。
とにかく映像が派手なので、CMで流しているカットも観に行く気にさせる程だわ。
 困難な状況で、あえて救出に向かわせる為には理由付けが必要である。
多少の苦しさがあるが、巧く乗り切っている。
しかしだ、あまりに現実とかけ離れた内容がやはり映画だと思った。
デタラメとか突飛な内容を「こりゃ漫画だよ」という表現を使う人が居るが、ハリウッド映画の方がよほどリアリティに欠けている面がある。
まぁ、これは映像やストーリーにリアリティを持たせようとあがく上での弊害でもあるのだがね。
ただ、過剰な演出とリアリティが両立し得ないカテゴリが在ることは確かだ。

13ウオーリアーズ

Movie:
『13ウオーリアーズ』
 
 でも原題は”13th”で、戦士は複数形を使っていません。
つまり、13番目の戦士という意味が大きい。
 舞台は北欧、神話の時代のお話です。
なんせ、ベルセルクが出てくるんだもの。
細かな点で、”きちんと考証の上に造ってます”的なカットやセリフが出てくるが、かえって変だ。
なんで主役が”王”の表現に気を遣う必要があろうか?
 内容的には、アントニオ・バンデラス主演の七人の侍である。

エニィ・ギブン・サンデー

Movie:
『エニィ・ギブン・サンデー』
 
 アル・パチーノ主演のオリバーおじちゃんの映画。
 米国のプロスポーツの構造をさらけ出した内容である。
ポイントとしては、作中で出てくるチーム専用機は、実は件の【よど号】なのです。

パーフェクトストーム

Movie:
『パーフェクトストーム』
 
 ちょっと前から楽しみにしていた映画だった。
なんせ、海を表現するためにここまでやっている映画ってのは、そうそうないからである。
でかいプールだけじゃなくて、コンピュータモデルとして海を構築した映画なんだからね。
CGの良さってのは、ノウハウだけじゃなくて実際のソフトウエアが資産として残る点にある。
まぁ、こういう話はレビューには不向きってものだね。
 内容はどうでも良い。海が凄いの一言に尽きる。
やっぱりハリウッド映画が主役を殺すのは実話に限るね(笑)


Jan.17,2003 (Fri)

マーシャル・ロウ

Movie:
『マーシャル・ロウ』
 
 宣伝の割に、非常につまらない作品であった。
 ストーリーのヒネリがいまいちどころか、いまみっつって具合。
 米国が最初っから負けているという意味では、珍しい作品かもしれないけどね。

ファイトクラブ

Movie:
『ファイトクラブ』
 
 なんていうか・・・ブラッド・ピット主演で劇場公開時に騒がれたせいか、あまり観る気がしておらず結構時間が経っている。
しかし、観て思った・・・「面白いじゃん」。
何故かかなり期待薄の状態から観たためであろう。
 ブラッド・ピットと言うと、二枚目スターという感じであるが多少キレた役回りに定評がある。
今回もそれをいかんなく発揮・・・というほどでも無いかも知れないが、それでも良かった。

カスケーダー

Movie:
『カスケーダー』
 
 最近ドイツ映画が元気である。
これもそんな作品のひとつ。
 フスタントで、CGなんてこれっぽっちも使っていない所がクレイジー。
ストーリーはかなりアレであるが、アクションは楽しかった。
ただ、アクションとアクションの繋ぎがタルい。

Ronin

Movie:
『Ronin』
 
 最初に言っておくがここは洋画の場所なので、「贈る言葉」歌ってたアレの主演邦画とは全く関係ない事をことわっておく。
というか、あんなマイナー映画知らない人間の方が多いか(-_-;)
 
 ロバート・デニーロ主演の映画である。
主演の次に露出が多いのが、ジャン・レノである。
もちろん目的はこの二人だ。
なんというかなぁ、やっぱりデニーロはイイね。
疲れた中年の役から、シリアスな悪まで色々こなせるからなぁ。
そんでもってジャン・レノだが、彼の場合は出てるだけで俺的にはオッケーである。
贔屓倒しかもしれないけど、特徴的な役者なのだがそれを感じない雰囲気があるからだ。
 
 ただ、Ronin=浪人のモチーフが忠臣蔵ってのがかなりいただけない。
それと作中にポッと出しているジオラマの考証が無茶苦茶なのも勘弁してくれ。
立地・建築・甲冑、それぞれが単に間違っているどころか、時代様式がバラバラ。
製作担当に与えられた資料が、少なかった上に時代違いも甚だしいモノであったと推測できる。
 役者以外で評価できる点は、最近とんと観れなかった激しいカーチェイスである。
舞台がフランスだけに、出るわ出るわヨーロッパ車が。
でもねぇ・・・アウディのA8のアルミボディをグチャグチャにする度に悲鳴がでそうだったよ・・・「勿体ねぇ」って。

6センス

Movie:
『6センス』
 
 ブルース・ウィリス主演のサスペンスで、結構好評だった映画である。
好評の一端所か、かなりの部分を担っているのは、もう一人の主人公である子役である。
この子役の演技力は末恐ろしいかもしれないほど巧い。
このまま演技力を伸ばして行ってくれれば、将来的にはハリウッドを代表する俳優に間違いなくなれるであろう。
しかし、そう上手く行かないのが世の中というもの。
いい子役を観ると、私は「スタンドバイミー」を思い出してしまうのだ。
まぁ、みなまでは言うまい。
 ストーリーに関して言うと、そこそこといった所。
映画の最初に、『結末をまだ観ていない人には絶対に話すな〜云々』と出てくるのがうざい。
確かに、より多くの人を楽しませるためにしょうがない事だが、推理小説を終わりから読むようなヤツはそうそう居ないと思うが・・・。
ただ、ストーリーの造り事態は全く持って目新しく無く、よく使われる手法である。
しかし、綺麗に張られた伏線を含めても完成度は高いと言えよう。


Jan.18,2003 (Sat)

モビー・ディック

Movie:
『モビー・ディック』
 
 フランシス・コッポラが監督した、あのメル・ビルの「白鯨」を映画化したものだ。
CG技術を取り入れて、文字通り「白鯨」を描くことが出来たってヤツだ。
 「面白かった」と言えるかなぁ・・・ハッキリ言って言えないかもね。
問題なのは、大体のストーリーは知っているが、メル・ビルの原作を読んだことが無い事かも知れない。
純文とは言わないが、文学には変わりないからねぇ。
最近のエンターテイメントに偏った小説しか読んでない私には、結構苦痛なんだよなぁ・・・。

エントラップメント

Movie:
『エントラップメント』
 
 ショーン・コネリーを観るためだけの映画である。
このオヤジの演技は大好きなのだが、ヒロインと絡ませると途端に「007」に戻ってしまう気がする。

ブレアウィッチ・プロジェクト

Movie:
『ブレアウィッチ・プロジェクト』
 
 怖くない・・・何より、面白くない。
素人のカメラワーク再現させるのはいいけど長すぎる。
酔ってしまうよこれじゃぁ。
問題なのは、これがディレクターズカット(監督編集)では無いという点かな?
どうも、そのときの状況を考えるに、プロデューサーカットであろう作品なのだ。
まぁ、だからと言ってディレクターズカットが面白い作品とは限らないのだがね。
 
 ネットで自作自演で成功させたという点が世界初。

始皇帝暗殺

Movie:
『始皇帝暗殺』
 
 日中合作の「今時なんで?」っていうスペクタクル映画。
とにかく、私的に映像が美しいです。
それと、やはり本物には敵わないという所を見せつけてくれます。
巨大な宮殿のセットを、実寸で造ってしまった中国のパワーは、ものすごいモノがあります。
モブシーンなんか、もう感動してしまう!
ああ、本物の人間達が動き回ってるよ・・・(*1)
 
 戦闘のシーンだと、兵士が戦車(昔のね)の上から「シャァ!(殺!)」って叫ぶのを聞いただけで感動しちゃいました。
それと・・・この映画を観て、初めて鼎(かなえ)の実際の使い方を知りました。
 ストーリーはそれほどドラマチック、という訳では無いですが、そこそこ面白かったです。

マーキュリー・ライジング

Movie:
『マーキュリー・ライジング』
 
 ブルース・ウイリス主演のサスペンス物って事になるのかな?暫く前に公開されたヤツだ。
ラスト・ボーイスカウトよりはマシ・・・というレベルで、盛り上がりに欠ける事はなはだしい。
内容は、NSA(国家安全保障局)の開発した暗号が、とある少年によって解読されてしまうのが事件の発端。
少年には、暗号を解読するという意識は無く、無意味な文字の羅列から”なにか”が見えてしまうという話である。
まあ、内容にとやかく言うつもりは無いが、実際の所NSAの暗号はこんなに高性能ではありません。
取りあえず、面白く無かった。


*1: ^_^*

Jan.19,2003 (Sun)

アポロ13

Movie:
『アポロ13』
 
 実際にあったアポロ13号の事故を、ドラマにしたものだ。
主演はトム・ハンクスである。
確か劇場公開作品を観た筈だが、何となくまた観たくなったのでレンタルした。
CGに依存した映画の一つだが、この映画におけるCGの使い方は、至極真っ当であるため批判する気は無い。
効率よく、過去を再現するという作業には、CGがうってつけなのだ。
 ”事実は小説より奇なり”まさしくこの言葉が当てはまる。
実際にあった事というのは、人間の想像を容易に越える良い例である。
私的に、この作品の中で最も印象深いシーンは、二酸化炭素除去フィルタの所だ。
司令船のフィルタを、着陸船の装置に付けるために頭をひねるのだ。
飛行士達を無事に帰還させるために、スペシャリスト達が最大限の努力を行うのは、観ていて非常に面白い。
アポロ計画も代理戦争のひとつだが、確かにそのとき宇宙開発は熱かったのだ。
 ただ・・・理屈は分かるが、三人を無事に帰すために払われた努力の一方で、ベトナムでは若い兵士がバッタバッタと戦争で死んでいたのだ。
この時期、宇宙とベトナムで、アメリカとソ連は戦争をしていたのだ。

マトリックス

Movie:
『マトリックス』
 
 久しぶりに、流行の映画を観てきた。
キアヌ・リーブス主演の、マトリックスである。
自らが現実だと思っていた事が、虚構の世界であることを知らされた主人公・・・。
あ〜内容の説明が面倒だ。
いわゆるCGを多用したアクション映画である。
内容に目新しいものは全く無いが、最新のCG技術と香港仕込みのワイヤーアクションで、かなりのレベルのアクションを実現している。
 
 この映画の見所は?と聞かれたら、後半のビル一階におけるアクションシーンと答えるだろう。
ガンアクションとワイヤーアクションが見事としか言いようが無い。
サイバーパンクとしてはまずまず程度だが、ハリウッド式のワイヤーワークを観る映画としてなら、非常に興味深い作品といえる。

スニーカーズ

Movie:
『スニーカーズ』
 
 随分昔の作品である。
何となく観たくなって、数年ぶりに借りる。
セキュリティ評価業務、という怪しい生業のグループが事件に巻き込まれるお話。
内容やキーとなる機械は荒唐無稽だが、妙に好きな作品でもある。
何より盲目のハッカーが、点字表示ディスプレイ(机上に置いて手で触るインターフェース)を使ってコンピュータを操る姿が、結構インパクトがあった。

スネークアイズ

Movie:
『スネークアイズ』
 
 ニコラス・ケイジが主人公の刑事物である。
前々から思ってはいたのだが、ニコラス・ケイジはやはり多少キレた役がよく似合う。
フェイス・オフでは、もっとキレてる時間が長かった方が良かった。
今回は、映画のなかの長時間を結構シリアスに過ごすから、ちょっとつまらん。
スネークアイズというのは、「完全なる敗北」という事を意味するらしい。
続きは映画で・・・おっと、言い忘れたがそれほど俺の評価は高くない。
暇つぶし位にはなるけど。

TAXI

Movie:
『TAXI』
 
 リュック・ベンソンが参加しているフランス映画、と言うと語弊がありそうだな。
元々リュック・ベンソン自身がフランス人だし(^^;まあ、そんなことはどうでも良いのだ。
この映画は、パッケージに書いてある通り、プジョー406が走りまくる映画だ。
久しぶりのフランス映画・・・今までに観たものでは、やはりリュック・ベンソンのモノが評価が高かったが、今回は参加している程度である。
だが、やはりフランス人の感覚は新鮮である。
特にドイツ人に対する表現が面白い。
ジョークの範囲ではあるが、やはりフランス人とドイツ人はいがみ合わないとね♪


Jan.20,2003 (Mon)

悪魔を哀れむ歌

Movie:
『悪魔を哀れむ歌』
 
 ローリング・ストーンズの曲に合わせて云々、とパッケージに書いてあった。
作中に出てくるストーンズの曲が『悪魔を哀れむ歌』という題名かどうかは、よくは知らない。
まあ、いわゆるサスペンスモノではあるのだが・・・何というか、特別文句を付ける内容でもなかった。
全体をまとめているのがどっちかって言うと、小説の文章トリック的なものなので盛り上がりに欠ける。
観客の裏をかこうという気持ちは分からないでもないが、ちょっと映画で使う手法では無いと思う。
実際に”ユージュアルサスペクツ”という例があるだけに、この作品はインパクトに欠けること甚だしい。

ハムナプトラ

Movie:
『ハムナプトラ』
 
 久しぶりに映画館に足を運んだ作品だ。
いわゆる、伝説(古代文明)を絡めた冒険活劇である。
舞台は近代、二次大戦前のエジプトである。
伝説にある死者の都市、ハムナプトラを巡る話である。
昔からあるジャンルで、「キングソロモンの秘宝」や「レイダース(インディ・ジョーンズ)」、「ロマンシングストーン」とかと同じモノだ。
それをただ現在の技術を総動員して造っているだけである。
当然お約束な展開であるわけで・・・というか、だから楽しいのだ!
あの手の冒険映画が大好きだった連中が、何も付け足さず、何も引かずに造ったモノなのだ。
娯楽に徹している分、バカに名声がでかくなった監督作品よりも評価は高まる。

フェイス/オフ

Movie:
『フェイス/オフ』
 
 ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジがガシガシ撃ちまくる映画。
監督はジョン・ウーとくれば、バカに派手なガンアクションも「ああ、そうかい」ってなもんだ。
題からも分かるように、男がふたり顔を入れ替える話である。
入れ替え部分だけがCGを使っているだけで、それほど目新しいモノでもない。
派手なアクションと俳優の演技力を観るための映画だな。
まあ、ジョン・トラボルタはともかく、ニコラス・ケイジの様な中年が売れるには実力が全てだろう。
別にどうでもよい映画だ。

STARWARS[特別編]

Movie:
『STARWARS』
 
 第一作だが特別編と言われる最近手直しを加えたモノだ。
手直し加えたところで、内容の粗悪さは変わってはいない。
この夏に公開されている「STARWARSエピソード1」を観るためだけに復習用として借りたのだ。
ハリソン・フォードが若い!その程度しか感銘を受けなかった(つまり内容はどうでもよい)。
今になって見ると、殺陣がとにかくダメだ。
日本の時代劇の、効果的に見せるチャンバラを見慣れている日本人には、全くの素人としか見えないのだ。
こんなモノが世紀の話題作だったとは情け無い限りだ。
 ジョージ・ルーカスよ、時代が経って評価の落ちる作品を何というのか知っているか?
それは”駄作”っていうんだ。


Jan.21,2003 (Tue)

セント・オブ・ア・ウーマン

Movie:
『セント・オブ・ア・ウーマン』
 
 アルパチーノ主演のヒューマンドラマ。
とにかくパチーノが見たい人にはお勧め。
パチーノが吠えまくるラストが最高。
だが、パチーノが好きでもない人には、それほど勧められないのも事実だ。
枯れたパチーノが見たい人は見よう。

レオン

Movie:
『レオン』
 
 グランブルーについて書いたら思い出したのがこのレオンだ。
レオンは良い!とにかく見ておけ。
これはとにかく見ないといけないので、内容については触れない。
通常公開版とノーカット完全版とがある。
映画は、二時間という制約が通常つきまとうものだ。
そのせいか、監督の望む編集はなかなか通らない。
ギリギリまでの妥協を要求される。
そしてヒットすると、二匹目のドジョウよろしく完全版という名の二本目が出る。
どうせなら最初っから監督の出したいように出せばいいものだ。
まあ、そこがままならない現実ってヤツだ。

グランブルー

Movie:
『グランブルー』
 
 リュック・ベンソンの「グレートブルー」の完全版。
フリーダイビングの世界を描いた映画。
これに出てくるジャン(ジャック?)とエンゾの二人は、実在の人物がモデルとなっている。
前者は結構有名、ジャック・マイヨール、後者はエンゾ・?(姓は忘れた)である。
二人とも有名なフリーダイバーだ。
西洋人らしく”イルカ大好き”な感じであるが、この映画の雰囲気が好きだ。
それにエンゾ役のジャン・レノがたまらない。
これほど魅力的なキャラクターはなかなかいない。
ジャン・レノだけで引き込まれた感もある。
取り敢えずジャン・レノを見とけ。

ダンテズピーク

Movie:
『ダンテズピーク』
 
 やっぱダンテってあのダンテなのか?
 
 米国の火山噴火に対する、調査・対策・実行のプロセスが分かる映画。
まぁ、映画なんで無茶な描写もありなのだろうが、車で溶岩渡りってのはなぁ。
もっと簡単にスタックすると思うが?

ボルケーノ

Movie:
『ボルケーノ』
 
 サンフランシスコにいきなり火口形成!
という結構トンデモない設定がなかなかにすげぇ。
都市部に溶岩が流れ出たら・・・というシミュレーションとしては面白い。
大都市のど真ん中で火山が噴火するわけだから、人はウロウロ、ビルは倒壊、被害者続出。
インパクトはあるだろうが、ストーリーがちょっといただけない。
だが、都市に溢れた溶岩(CG)の凄いこと。
流れるわ流れるわ、燃やすわ燃やすわ。ボルケーノの溶岩は見とけ。

タイタニック

Movie:
『タイタニック』
 
 今世紀最高のラブロマンス?などという愚にもつかないコピーを使っていたんじゃ無かったっけ?
とにかく内容はどうでも良い。
CGがすげぇ!とにかくCGがすげぇ。
だってタイタニックの船底までしっかり見れてしまうのだ。
3時間?だったけなぁ、とにかく映画が始まって終わるまで、俺はタイタニック(CG)を見続けた。
内容は単なるラブロマンス、悲恋方向だ。
ありきたりな内容のために、オスカーでもここぞって賞が取れないんだよ。
映画は凄いけど、内容や主題には何のひねりも無い。
そういう映画じゃ無い、と言われればそうだが。
だから、名作とか絶賛ってモノから遠ざかるんだと思う。
凄い映画であって、名作では無いと私は思った。
 タイタニック(CG)は見といて損は無い。
あくまでCGのお話だが・・・。


Jan.22,2003 (Wed)

太陽の帝國

Movie:
『太陽の帝國』
 
 スピルバーグの二次大戦モノ。
主役のガキがとにかくうるさい。
中盤以降はアメリカナイズされて、更にうるさい、かな?
売れなかったろうなぁ、というぐあいの映画である。
ダラダラ長くつまらない。
日本兵をきちんと日本人を雇っていたのは当然なのだが、やっていない馬鹿者もいるのでまあ良しとしよう。
だが、考証ぐらいちゃんとやろうぜ・・・俺的には金の無駄だった。

ツイスター

Movie:
『ツイスター』
 
 題名のまんま竜巻、そしてそれの追跡者のお話。
実際に米国には竜巻の追跡者がいる。
その中には日本の研究者もいるって話だ。
中身はどうかっていうと、CGがすげぇ。
CG技術のおかげで造れたって口の映画だが、これこそCGの真っ当な使い方というものだ。
旅の途中で釧路で見たのが思い出として残っている。
この後、浮浪者のおっさんに段ボールを分けて貰って寝たのは、また別の話である。

デイライト

Movie:
『デイライト』
 
 実際あった事故(災害)を元に、生存者から後日インタビューをし、インタビュー部分に状況を加筆して小説仕立てにした本が原作。
原作を余すことなく映像化している数少ないケース。
というか、原作の構成が映像作品のそれに非常に近かった為だろうか。
主演はスタローン、そして最後のアクション映画と言われた。
とりあえず見とけ。
俺は好きだ。

ユージュアル・サスペクツ

Movie:
『ユージュアル・サスペクツ』
 
 ハリウッドのサスペンスもので、これほど楽しめたモノは無い。
ラスト三分間を除いてこれを見ていたなら、評価は今まで見たものとそう変わるものでは無かっただろう。
推理小説を逆から読んではいけない良い例である。
2度目を見ても意味がないが、取り敢えずは見ておかなければいけない一本である。

チャンス

Movie:
『チャンス』
 
 ウーピー・ゴールドバーグがやった「摩天楼はバラ色に」って感じの映画。
まあ、娯楽作品だしこんなもんでしょ。

アロー

Movie:
『アロー』
 
 これも小説の映画化らしい。
しかし小説の存在は全く知らなかった。
スプートニクが飛ぶ以前、もちろんアポロ計画も発案すらされていなかった時代の実話に基づいて造られた話である。
内容は戦闘機試作に関する話だが、人間模様を多少折り込み映画らしくしてある。
これを見ているとカナダのやる気が見えてくる。
航空マニアは必見の一本である。
が、問題はスカイアクションと同列に扱われている事だ。
必然性も無いのに、やたらめったら戦闘機が飛び回る程度の低い映画と同列に扱うのは止めようと私は言いたい。
3時間もあるのに二度も見てしまった。

Nell

Movie:
『Nell』
 
 この映画に関して、きちんと書けとの要望があったために多少まともな文章に書き直すとする。
先に書いたように、ジョディホスターをとにかく見せる映画である。
もはや物語の中にしか出てこないような純粋な存在を造り、俗世間の醜悪さを際だたせている点はなかなかよろしい。
 やっぱりこれ以上は書けない。


Jan.23,2003 (Thu)

追跡者

Movie:
『追跡者』
 
 アクション映画が見たいと思って借りたモノ。
予告編が派手だったから借りてはみたが。
期待したほどアクションは多くない。
内容は逃亡者とほぼ同じといってかまわない。
というか、逃亡者の連邦捜査官達が取り扱った別件事件というストーリー。
追っかけるのがマーシャル(連邦捜査官)で、追われるのが元軍人&元CIAの男ってだけだ。
ただし設定から分かるように、アクションを組み込める職種であるってことぐらいの違いである。
2度目は無い映画である。
 でも、やっぱりトミーリージョーンズは良い。

NIXON

Movie:
『NIXON』
 
 読んで字の如く、星のいっぱいある国の大統領の映画である。
史上初めて任期中に辞職に追い込まれた大統領。
貧しい家に生まれ苦労し地位を築いた努力の人という一面よりも、大統領職を辞したという不名誉の方をよく記憶される人物である。
何せ、彼の前任の大統領はJ・F・Kである。
エリートでかつスター性を持ち、そして自らの死によって伝説となった大統領である。
しかし、ベトナム戦争を終わらせたのも、中国と国交を正常化したのも、ニクソン。
俺的にはカーターより有能だし、クリントンより常識があると思ってる。
 元はといえば、友人に聞いた作中のニクソンのセリフを聞きたいがために借りたのだが、そこに至るまでが長いったらありゃしない。
結局お目当てのセリフを迎えるまでに要した時間は2時間58分だった。
そして10分と経たずに映画はエンディングを迎えた。
 アンソニー・ホプキンスがかなりイイ感じな映画でもある。

POSTMAN

Movie:
『POSTMAN』
 
 同名のSF小説の映画化、いわゆる世紀末SFものである。
主演ケビン・コスナーな映画である。
つまりかなり金が掛かっている。
しかし金のかけ方がCGを全面に持ってくるようなモノでは無いので、まだ見れる。
まあ、最近はモノ壊すよりCGの方が遙かに安上がりな上に、常識では不可能な映像やカメラアングルができるから使いようによってはかなり有効ではある。
SFのストーリー自体の出来は良く面白かった。
やはり原作を見たくなるような作品を造らなきゃダメだね。
最終的に覇権を争うのが、”コピー機のセールスマン”と”三流役者”って所が皮肉たっぷりでよろしい。
 三時間ってのが結構しんどいかも知れないが、見る価値はあると思う。
ケビン・コスナーって西部劇が好きなのかなぁ?

トゥルーマンショウ

Movie:
『トゥルーマンショウ』
 
 ジム・キャリーが主演で、それなりヒットした映画である。
久しぶりに借りた新作ビデオである。
いわゆるパッケージを見て借りる気になったモノだから、それなりなりの期待と落胆があるはずだった。
そして・・・・・落胆は私を襲った。
映画の設定がものすごく気に入った、まあストーリーはそれなり楽しんだ。
しかし、二度は見ないであろう。
 
 要約して言ってしまうと、父子の物語である。
子は親の庇護から巣立ち、また父は子の支配権を失う。


Jan.24,2003 (Fri)

未来世紀ブラジル

Movie:
『未来世紀ブラジル』
 
 久しぶりにこの映画を見た。
う〜む、懐かしい気もしないでも無いがやっぱりぶっ飛んでるわぁ・・・・・この映画(^^;
作中に出てくる近未来は、今時の高度な情報化ってヤツから見るとかなりアナクロなシステムではあるがなかなか面白い。
 モグリの修理屋・・・・やっぱこれが最高だね。

スフィア

Movie:
『スフィア』
 
 スフィア・・・・球体、というタイトルの映画である。
「なんだかなぁ」というキャストと「ああ、そうね」って感じのストーリー。
別に内容がひどかった訳では無く、ダラダラと始まって終わった。
盛り上がりに欠けるとしか評しようが無い。
SFの原作があるのかも知れないが(ああ言ってなかったけど、この映画はSFです(^^;)どうも作りが悪い感じがぬぐい去れない。
いわゆる再び見ることは無い映画の一つだ。

アルマゲドン

Movie:
『アルマゲドン』
 
 だから米国が勝つってば!

インディペンデンスデイ

Movie:
『インディペンデンスデイ』
 
 米国が勝つ・・・・・・以上。

ディープインパクト

Movie:
『ディープインパクト』
 
 日本での公開時期は、アルマゲドンより少し前だったヤツ。
内容はでっかい岩(小惑星)が地球への衝突コースでやってくるのを人類の英知で避けよう!というのが始まりで。
結局無理だって所に収束する。
そんでもっておまけのように人類は救われたって内容だ。
この映画はかなり時期を近くして公開されたアルマゲドンとよく比較される。
でも映画としての出来ということならこちらの方が上である。
ちゃんと”地球最後の日”が描かれている。


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